2021年になり早1か月が経とうとしています。
制限のある活動中でも子どもたちにできる限り楽しい事や、就労に向けての学びの機会を提供していきたいと思います。
毎年やってくるみかんの卒所の時期・・・と同時に就労時期がやってきます。
パン屋さんの仕事に向けて、実際のパンを使って袋詰めの練習をしました。
袋詰めでもたくさん気を付けなければならないことがあります。
・トングでパンをつかむ時の力加減
・パンを入れる向き
・袋を開ける時には奥まで手を入れない
・作業中には髪の毛や顔などを触らない
・使い終わったトングを机に直置きしないなど・・・
商品を完成させるだけでなく、その間にかかる細かな動作にも配慮が必要になるので実際のパンを使って体験し、身に付けていくための練習を行っています。
職員手作りの紙粘土パンでは・・・
種類・個数指定された注文用紙を見ながら入れていき、出来たらチェックをいれ、確認をするという作業をしています。チェックを入れるのも仕事でミスが生じないように、自分が分かるように入れていきます。
実際を想定するといつもより緊張しながら慎重に取り組み、終ると達成感とほぐれた緊張からホッと一息です。
3年生は残り2カ月となりますが、4月からの就労へ向けて日々の取り組みを大事にしながら自信を積み重ねていってほしいと思います。