みかん猪名寺、保育士の大道です。
春休みの活動報告、第一弾。
初めての取り組み、フラワーアレンジメントに挑戦しました。
造花ではなく生花を使って生けてみました。
まず初めに今の季節「春」のお花を写真で紹介。
桜、菜の花、タンポポ、チューリップ、スミレ、パンジーなど。
見たことはあるけど名前は知らないお友達が多かったですが、全てのお花の名前がすぐに出てくるお花博士もいました。
次にフラワーアレンジメントに使う道具の説明を。
初めてのものに興味津々で吸水スポンジに人差し指をツンツンして感触を確認していました。
生花はいつもお花を届けてくださる「生活介護ふるーる」さんにお願いしました。生花市場で仕入れたばかりの新鮮な切り花が届きます。今回は特別にフラワーアレンジメントに向くお花を揃えていただきました。
ガーベラ、ヒペリカム、スプレーカーネーション、かすみ草。
まずは切り花の持ちかたから説明しました。
三本指の指でそっと持つことを写真を見せながら伝えます。
切り花に触れるのは初めてのお友達が多いと思います。
緊張の面持ちで「先生こう?」と聞いてくるお友達、
ためらうことなく手を伸ばすお友達と様々。
次は花の切り方の練習です。
下の方から何度か切る練習をし慣れてきたら、スプレーカーネーションを花ごとに切り分けます。
この時点で、みんなもう
生けてみたくて、ウズウズしているのが伝わってきます。
茎が長いままスポンジに挿しているお友達も!
お花の前、後ろの説明。写真を見てもらいながら説明するとすぐに前を見つけられていました。
いよいよ茎を10センチぐらいに切ってスポンジに挿していきます。
目安の長さは提案しますが、思い思いに切って生けていってもらいました。
ヒペリカムの赤い実を一つひとつに切り分けて、スポンジに挿していくという大人では思いつかない発想をするお友達もいました。

真剣な表情で、ああでもない、こうでもないと考えて配置していきます。
みんなとても集中していました。
完成後はフラワーアレンジメントを誇らしげに持ち写真撮影に応じてくれました。


持って帰ってお家に飾っていただきます。
1週間ほどで枯れてしまいますが、それまで器に水を足して可愛がってあげてねとお約束しました。
子ども達がお花をハサミで切って飾るという機会はあまりないと思うので、思い切って取り組んでみました。
みんなが丁寧にお花を扱い、楽しく思い思いに生けている姿を見る事ができました。
後日談ですが、猪名寺店に飾っていたフラワーアレンジメントに、河川敷散策の際に摘んできたアカツメクサとナヨクサフジを生けたらどうかな?とお友達のほうから提案があり、飾ってもらいました。
お花に興味を持ち、大切にする。
生活の彩りを愉しむ。
子ども達の吸収力で次に繋がっていく活動になりました。