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避難訓練

みかんの木 七松店です。
緊急事態宣言中ではありますが、ご利用者様たちは毎日元気に来所していただいております。
七松店スタッフも全員コロナワクチン接種を無事終えることができました。
今後とも、感染予防対策に徹底してまいりたいと思います。

さて、外気温も過ごしやすい気候となってきました。みかんに木 七松店では土曜日に避難訓練を実施しました。
今回は水害を想定した避難訓練であこや学園までの経路を確認するとともに、避難所生活の体験を行いました。

初めに、地震や大雨になった際に津波や浸水が起こり避難が必要になるとい
動画を通して学びました。
動画を見た後にみんなで訓練開始です。アラーム音が鳴り、マットで頭を覆います。
ヘルメットを装着。かぶれないご利用者様はバギーのかさで頭部を守ります。
点呼をとり、あこや学園までの道のりを確認。途中の踏切で楽しくなってしまうご利用者様もおられましたが集中して訓練を実施することができました

みかんの戻り避難所生活体験です。避難バックの中身で1日過ごすため、おやつはやきとりの缶詰。ハサミで細かく切ったり紙コップで水分を撮ってみたり、缶詰1個でどれくらいの量か、、食事形態は大丈夫か、、手袋は足りるか、、いつもと違うコップで水分補給ができているか、、先生たちもたくさん振り返ることができました。
食具ではプラスティックスプーンを準備していたので食事介助中の破損の危険性もあるためシリコンスプーンに変更しております。

何か、不備やご用意が必要なものがあれば、スタッフにお声掛けいただけると嬉しいです。

そろそろ、七松劇本番が近づいてまいります。
今年はどんな劇となっているのでしょうか、ご使用者様たちは先生たち以上に真剣に練習してくれています。セリフを言っている姿がとても凛々しくて素敵で、練習のたびに成長を感じております!どうぞお楽しみください。

カテゴリー: みかん杭瀬放課後等デイサービス

みかん杭瀬店 夏休み 活動報告

みなさま、こんにちは。振り返れば、あっという間に夏休みが終わり 2学期が始まりましたね。2学期は行事も多く 楽しい分、少し忙しくなります。そういう時こそ 体調管理が必要です。食事をよく噛んで食べて、睡眠をしっかりとって下さい。意外と見落としがちなのが 定期的な排便の習慣です。腸に便が溜まっていると動作にも影響が出ます。腸で老廃物が再吸収されてしまい体に悪さをします。基本の生活習慣が整っていると少々無理をしても大きく体調を崩すことはありません。子どもたちが元気であってこその 運動会や文化祭ですよね。

それでは夏休みの様子をご報告させていただきます。 夏休みは 始めの会の後毎日、体操をしました。

ラジオ体操や 音楽に合わせて体を動かしたりしました。この夏休みで 1つ大きな転機を迎えられたお子さんがいます。一年生の時からいつも体操の時は参加せずに 教室の隅っこで立っている男の子がいました。その子を仮にAくんとします。私たち職員は あえて参加するようには促さず、体操に関係のないことを話しかけたりしていました。それが ある日突然 体操をし出したのです!笑顔を浮かべながら 無理をしているのではなく Aくんが心から楽しんでしているのがわかりました。みんなびっくりして驚いていましたが Aくんは 気にもせず体操を続けていました。AくんにはAくんのタイミングがあったのです。ずっと教室の隅で立っている間は ひょっとすると体操のやり方を見て覚えていたのかも知れません。またはAくんは体操に取り組むまでにそれだけの時間が準備期間として必要だったのかもしれません。私たち職員が嬉しかったのは自発的にAくんが体操に参加してくれたことです。

ケースバイケースですが、待ちの教育の意義を感じました。心理学でレディネスという用語があります。何でも早く教えたほうが良いという訳ではなく その子にとって準備が整ってから教えたほうがちゃんとできるようになるという意味です。させられて出来るようになることよりも 自ら出来るようになったのでは意味が違ってくるからです。今の日本の教育は集団授業で一斉にみんな一緒のことをするので、みんなが出来ていることが出来ないと 目立ってしまい、本当の自分でいることができません。一人一人のタイミングに合わすことができれば 落ちこぼれる子もいなくなるはずです。みかん杭瀬店ではそれができます。一人一人の成熟度に合わせてしっかり見守っていきます。

夏休みの様子に戻ります。夏休みの初めの頃はよく公園へ出かけました。(8月はなかなか暑くて出かけられませんでした(T . T))水鉄砲はこの時期にしか出来ない集団遊びです。

いつもお着替えを用意していただき、また濡れたり汚れた服のお洗濯をしていただき、保護者の皆様にはご協力いただき大変感謝しています。水鉄砲はみんなで遊べるので、周りを見ながら自分の行動を考える良い練習になったと思います。

水に濡れたり 人にかけたりするのが苦手な子どもたちは、草木に水鉄砲の水をかけてあげたり 優しい姿が見られました。

自分の使いたい水鉄砲が他の子どもが使っている場合に 取り合いになるのではないかと職員は心配していましたが 『後で貸してな』や『これと交換して』など声を掛け合っていました。誰かのを取るという行為は全く見られませんでした。とても偉いです。来年 水鉄砲をする頃にはどんな風に変わっているのか楽しみです。

8月は猛暑で公園へはなかなか行けませんでした。そこで教室で体幹トレーニングを兼ねて体を動かすことをしました。

ケンケンパーやマスからはみ出さないように急いでゴールに到着するなどゲーム感覚で楽しみました。

タオルを繋いでヘビヘビや大縄跳びもみんなワクワクして取り組んでくれました。

スイカ割りもしました! と言っても衛生面を考えて風船をスイカ代わりにしました。目隠しをしてグルグル回りスタートです! 目が回って少しふらつきながら歩き出すと見ているみんなが『こっち!』『真っ直ぐ!』『違う!』など声援をかけてくれて 大盛り上がりでした。

いつになく みんな真剣に様子を見守っていました。やっている子も見ている子もみんな一つになって楽しめました。

お盆休みの後に 夏祭りを開催しました。 飾り付けはお祭りが始まる数日前から 子どもたちに手伝ってもらい心の準備もしていきました。初めてのことが苦手なお子様には それに向けて少しずつ準備をしていくと 大きな拒否感なく不安や恐れを取り除いてあげることができます。


まずは お菓子釣りです。魚釣りに見立ててお菓子を釣り上げました。自分の好みのお菓子を目指して、竿を動かす子どもたち。細かな手の動きが必要で上手く釣れると『ヤッター!』や『よっしゃー!』が聞こえてきました。

こちらは番号が書かれたボールの入ったガチャガチャです。番号ごとに選べるおもちゃの範囲が決まっています。みんなガチャガチャを引くときは興味津々で真剣な眼差しが可愛かったです。 おもちゃは事前にみんなにアンケートをとって子どもたちが欲しがるものをチョイスしました。お祭りでは盆踊りもしましたよ。体操の時間の後に 炭坑節を練習してきました。

その他の活動の様子もご覧ください。

とても楽しい有意義な夏休みでした。子どもたちにとっても思い出に残る夏休みになっていたら 私たち職員は本当に嬉しいです。保護者の皆様にはご協力いただき ありがとうございました。