就労に向けた作業課題の一つにパンの袋詰めがあり、
カゴに入ったあんぱんとクロワッサンを職員の指示に通りに袋に入れます。
例えば、「クロワッサン1つとあんぱん2つ入りを3セット作ってください」という声掛けには種類・個数・セット数の3つの指示が入ります。

たくさんの指示を聞き取り覚えるのも1つ。作業をしていると忘れることもあるのでメモをとるのも1つ。
回数を重ねるごとに自分に合った方法を見つけ取り組んでいます。
パン入れの作業になると、トングの持ち方・商品の扱い方・使った道具の置き場所・袋口の閉じ方に気を付けなければなりません。
実際にお客さんが買うことを想定し細かな配慮が身につくように
・袋を広げるときに手を奥まで入れずトングで広げる。・トングは机に直置きしない。トレイの上に置く。
・袋口を束ねるときには潰れるのでパンを回さず上部の余白を束ねる。
などなど。細かいことですが、実際に食品を扱うとどれも大事なことです



よりリアルに感じてもらうため本物の食パンを使いながらも練習を重ねています。