東風が吹き、梅や沈丁花の香りが春を運んでくる季節となりました。今年度も残すところあとひと月あまりです。コロナにより、変わってしまった日常生活の中でも、それに順応し、この一年で大きな成長を見せてくれた子どもたち。これもひとえに、保護者様のお力添えのたまものであり、心より感謝申し上げます。
三寒四温と言うように、寒くなったり暖かくなったり、体調管理の難しい時季ではありますが、西難波第二の子どもたちは、とても元気に活動しています。
尼崎農業公園 梅の花観賞
先日、春のような穏やかな気候の日に、梅の花を見に行きました。紅白の梅が綺麗に咲き、あまい香りがただよっていました。


きれいな梅の花を見た後は広場で思い切り体を動かして遊びました。ドッチボールや大繩をして、少し疲れた様子の子どもたち。休憩しようね、と言うと、自然に大木の回りに集まる姿が、とてもほっこりしていて思わず写真を撮りました。ずっと一緒に過ごすお友だち同士の絆が垣間見える瞬間でした...
自立課題、個別課題の様子
将来の自立に向け、それぞれが個別支援計画に基づき様々な課題に取り組んでいます。日々の積み重ねで、集中して取り組める時間が長くなってきました。お友だち同士、意識し、良い刺激を受けながら、一生懸命頑張る姿、本当に成長を感じます。

避難訓練の様子
災害発生時に備え、避難訓練を行いました。あらゆることを想定し、安全に避難できるように、定期的に訓練をしていますが、まだまだ課題は山積みです。回数をこなし、スムーズに避難できるようにしていきたいと思います。

割れないしゃぼん玉作り
実験の課題プログラムのなかで、割れないしゃぼん玉作りに挑戦しました。洗濯のり、台所洗剤、砂糖の配合を調整しながら、とても大きなしゃぼん玉ができると、わーっと大きな歓声があがりました。

制作の様子
夢をつかむと言われる、ドリームキャッチャーを作りました。円形の段ボールに、色々な素材の布やリボン、毛糸を巻いていきます。空間認知、巧緻作業の向上、集中力を向上させる課題です。個性豊かな、温かいドリームキャッチャーが出来上がりました。

様々な活動プログラムに取り組んでいますが、その一部を紹介させていただきました。今後も、三密を避けるため、個別課題や、少人数での活動が多くなりますが、その分一人ひとりが苦手を克服し、長所を伸ばすことができるような課題提供に努めたいと思います。そして、来年度への進級に向け、みんなで少しずつ準備をしていきたいと思います。