1日の始まりは、まず朝の身支度からです。
リュックを開けて、荷物を取り出します。
チャックを開ける動作も利き手でチャックを持って、反対の手でリュックを抑えておく
何気なくやっているように見えますが、どこをつまんで持ち続けておくかは、こどもたちが日々の繰り返しの中で学んでいきます。

リュックの中から水筒とコップ袋を取り出して、自分の写真が貼ってはるところへかけに行きます。
写真(目印)を見続け、一致するところ目がけて両手を伸ばします。

朝の会が始まると半分くらいのお友だちはソワソワし始めます。
こどもたちは『お当番』を「やりたい!」「今日はやらない」など、しっかり意思表示をしてくれます。
お当番には、たくさん仕事が待っています。
皆の前で、ご挨拶やスケジュールの発表、今月の歌のペープサートを配っています。
落ちないように運ぶには、どうすれば良いか?
待ってくれているお友だちの協力も必要ですね。

食後の歯磨きもブラッシングだけではく、きんちゃく袋の開閉やコップをどの向きにしたらうまく入れられるか何度も確認しながら行なっています。

終わりの会では自分の連絡帳を見つけて今日の分を閉じていきます。
なかなか難しい動作ですが1人でできる子もいれば、ところどころ職員が手伝って達成感を感じられるよう支援しています。

これに加えて各活動に参加すること、ズボンやパンツの脱ぎ履きを含んだ排泄、給食、お友だちと遊ぶこと、
などなど、キッズではたくさんのことを学んでいます。
大人がついついやってしまうことってありませんか?
待つことも時には必要です。
幼稚園に行ってみたい、小学校に入るまでにできるようになりたい
そんな目標を保護者の方と共有して些細な日々の活動を大切にしています。
持ち物や準備が多くなる時期もありますが、こんな方法なら1人でできたよ! お友だちと一緒ならできたよ!
を見つけていきますので、ご協力を宜しくお願いいたします。
次回は具体的な活動の様子をお伝えする予定ですので、お楽しみに♪