2月、3月の運動プログラムはビリヤードに取り組みました。
ビリヤードには様々な種類のゲームがあります。
大西店ではルールがシンプルである『ナインボール』を採用しました。
これは1から9までの的球(青と赤のボール)に手球(ピンクのボール)をキュー(赤い棒)で打って、順番通りに当て穴に落としていきます。

一見シンプルに見えますが、壁を利用したり的球から的球に当てるなど間接的に狙うことができます。
(例:手球→1番の的球→9番の的球→穴に落ちる)←写真参照


ビリヤードは室内スポーツの一種です。
単に順番通りに狙っても勝利からは遠ざかってしまうので、如何に9番の的球を早く落とすことができるかで勝敗が決定します。
ビリヤード経験のある職員が参加することもあり、上手な人のプレーを目で見て技術を身につけます。


また、自分の前のプレーヤーが『ファールをした』か『ファールをしていない』かで手球の位置が変わってくるのですが、前のプレーヤーがファールをした場合はチャンスで手球を好きな位置に置いてから打つことができます。
チャンスを見逃さないためにもお友達のプレーを見ることが大切です。

リアル野球盤のバッティングで鍛えた『力の調節』
ビリヤードのショットの際も重要になってきます。
手球と的球の距離によってショットの強さを考えなければなりません。
回数を重ねるごとに距離だけではなく、的球のどの部分に当たるのか真ん中?左側?右側?それとも壁当てを利用?など穴に落とすイメージを持って考えて打つことができるようになってきました。


また様々なスポーツに触れることで、たくさんの輪が広がるだけではなく、個々の能力を伸ばしていくと共に他の種目ではできなかったことができるようになったりと、違うスポーツでも共通する動作はたくさんあります。
できなかったことが『できた』に変わることで自信に繋がり、これからもスポーツだけではなく色んな場面で挑戦していく子ども達の姿が楽しみです。