「音楽」では毎回季節の歌を組み入れています。
5月といえば「こいのぼり」今回は『こいのぼり』の曲を鍵盤ハーモニカと
リコーダーを使って演奏しました。
学校で体験する子どももいれば触れることもない子どももいます。
体験するとその楽しさ面白さを知り「やりたい」気持ちが芽生えます。
その気持ちを大切にどのようにしたら演奏できるか、どのようにしたら楽しい時間になるか工夫します。
ドレミがわからなくても大丈夫。約束の色のシールを使います。
鍵盤ハーモニカの鍵盤に色のシール。
歌詞の横に色のシール。「おなじ。おなじ。」
子どもたちは1つひとつ約束のシールを見て弾きます。
すると、メロディーが。
「やねより たかい こいのぼーり♪」とても真剣ですよ。
息吹きができないお友達には職員がお手伝い。
鍵盤を押すと音が出るよ。じーっと見ながら弾きます。次はこの音。
鍵盤に触れ、その音を聞き「できる」を感じ楽しくなります。
笑顔が自然にこぼれます。
リコーダーが出てくると「やりたい!!」の声。
「吹いてごらん」「ピー」「すごい!」「やったね」・・・。
「やねより たかい こいのぼ(ピー)
大きい まごいは おとうさ(ピー)・・」
最後だけを合わせます。指使いはぼちぼちと。
目標を持ちちょっと工夫するだけで、沢山の楽しみ方が生まれます。
できるまでの過程を大切に、少しずつ積み上げていきたいと思います。