みなさま、こんにちは。 みかん 杭瀬では6月前半は
①カタツムリ制作
②音楽療法(リトミック)
③スライム作り
に取り組みました。
紙皿と色画用紙を ハサミやのりを使ってカタツムリの形に作っていきます。この制作の めあて は今の季節を感じながら、指先の巧緻性を高めることです。そうなんです。みかん杭瀬では巧緻性にこだわっています。ちょっとおさらいをしますと 巧緻性とは 一般的に 『手先の器用さ』 を意味します。手指を上手に使えることと 繰り返しを必要とする学習には相関関係があり、繰り返し巧緻性のトレーニングをすることにより集中力も身に付きます。
巧緻性の発達は単に指先を巧みに動かせるだけではありません。指先は 『出ている脳』 とか 『第2の脳』などと言われるほど、末梢神経が集中しており、この指先への刺激が子どもの脳を刺激していくことになります。手の機能を充分に使いこなし成長した子どもは、さまざまな事柄に意欲的に挑戦しようとします。また、出来ないことが出来るようになるまでの根気強さも身に付いていきます。
巧緻性を鍛えることの利点はまだまだあるので今後もお伝えしていきますね。 こういう訳で みかん杭瀬では指先の巧緻性を重要視しています。









いくら巧緻性が大切だと言っても、『やりたい!』と思えるものでなければ子どもたちは心から取り組むことができません。それ故、私たちは子どもたちが喜んでくれるようなことを盛り込みました。紙皿の凸凹がカタツムリの胴体になっていたり、シールやペンで模様を自由に入れてもらったりしました。 まさに みかんのキャッチフレーズの『楽しくなくっちゃデイじゃない!』なのです。
② 音楽療法(リトミック)
みんな待ちに待った音楽療法が 6月3日(木)にありました。音楽療法は五感をフルに使います。見て、聴いて、触って、感じる参加型エンターテイメント ショーのような楽しいひと時を過ごしました。

『あまがえるのあおちゃん』を読んでもらい、続いて内容に関する質問がされました。本に出てきたことをそのまま子どもたちも体験してもらいました。下の動物を押すと音がでるんですよ。かわいい楽器になっています。



虹の橋をバランスを取りながらわたります。 みんな橋から落ちないように一生懸命です。


次はお魚釣りです。手作りのやさしいお魚がいっぱいです。こんなにかわいいお魚だと釣り上げたいと思いますよね。


楽しいワクワク ドキドキの魔法の国にいるような時間でした。
③ スライム作り
6月の2週目は 実験のようなスライム作りをしました。子どもたちのお父さん、お母さんが子どもの頃、一度はスライムで遊んだことがあるのではないでしょうか? 今ではそのスライムを自分たちで作って遊ぶ時代になりました! こんなに楽しくみんなで作れるなんて夢にも思いませんでした。

作り方は
❶ 洗濯用水のりに好きな色を少し入れて、割り箸で混ぜます。
❷ 泡のハンドソープを入れて、さらにかき混ぜます。
❸ ほう砂水を少し加えて、すばやく混ぜます。
❹ ちょうど良い粘り気が出てきたら、手にのせて、こねて出来上がりです。
2週目は耳で聞いて、実行する訓練です。聴覚を鍛えるため、上記の作り方を口頭で伝え、作業していただきました。最初は目の前の教材に気を取られ耳が疎かになってしまうこともありましたが、何度か聞き逃しをしていると、先生の言うことをちゃんと聞き取らないと次に進めないと気がついてくれる子どもたちが多くいました。








最初は乗り気でなかった子も、進めていくうちにのめり込んでいくように取り組んでいまし た。 スライム作りは子どもたち全員が参加しました。 椅子に座るのが苦手な子も、実験のような作業の楽しさの方が勝り、全員が最初から最後まで椅子に座り取り組めました。 今後もこのように全員が参加できる魅力的な課題を作っていきます。
その他の活動の様子をご覧ください。



みなさま、どうぞ、6月後半もご期待ください!