カテゴリー: みかんの木 水堂

お花見散歩

花の盛りも過ぎ、初夏の気配が漂う季節となりました。

今回は毎年恒例のお花見散歩の様子をお伝えします。

前日まで雨が降っていましたが、当日はメンバー達のの日頃の努力のおかげで晴天となりました!
車で武庫川まで向かい、久しぶりの外での活動でみなさんとても嬉しそうな表情を浮かべていました。

晴天の空の下、シャボン玉に縄跳び、キャッチボールにフリスビー、凧上げなどなど、多岐にわたる活動を全力で楽しみます!
各自が自発的に活動して体を動かし、心も身体もスッキリ爽快です。

なかなか外出できず自粛を余儀なくされてしまう今だからこそ、こうして外で活動する時間はとても貴重ですよね。

今後も水堂では、常にメンバーの心に寄り添いながら少しでも心が晴れる活動や時間を提供していきたいと思います。

コロナ禍が続き、我慢が続く日々ですが皆さまもどうかご自愛ください。そして1日でも早く収束することを願い、一緒に乗り越えましょう。

今後の水堂の活動、ブログ更新も乞うご期待です!

カテゴリー: みかん杭瀬放課後等デイサービス

みかん杭瀬店 4月 活動報告

みなさま、こんにちは。新学年を迎え、子ども達も新しい環境に慣れてきた頃かと思います。杭瀬の子ども達は小学一年生から二年生に進級しました。今までは自分たちが一番下で上級生にお世話していただく立場だったのが、新一年生が入学してくることによって今度は自分達がお世話してあげる番になり、ちょっぴりお姉さん、お兄さんになったようですね。

① 音楽療法

月に1回ある音楽療法を子ども達は楽しみにしています。毎回、新しくなっていて、音楽に合わせて体を動かしたり、クイズがあります。何よりも楽しみにしているのが、触れることができる教材があることです。珍しい楽器や、手作りのボールや絵本と連動した遊びがあり、毎回違うのです!!

『今日は何だろう?』という感じでみんなワクワクしています。

見ているだけでなく、実際に触って自分で演奏できるのが音楽療法の醍醐味です。 その音を出すときに周りと合わせながら演奏することで綺麗なハーモニーが出来上がります。子ども達は初めてマンドリンを触って興味津々です。この音楽療法で初めてを経験することがたくさんあります。

クラス全員でする活動と一人ひとりがする活動が上手くバランス良く組み込まれていて、楽しすぎていつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。

終わったばっかりですが、みんな次の音楽療法を楽しみにしています。

② 文章聞き取り訓練 & 指先の巧緻性

みかんではいつも終わりの会の前に絵本の時間があります。(よほど時間がない場合は除きます)
子ども達が飽きないように、職員が図書館へ借りに行って毎回違う絵本を読んでいます。

今回の課題は絵本の読み聞かせをしたのですが、いつもとは違い読み終わったあとに本の内容に関する質問をしました。

真剣に聞き入る子ども達。職員の読み聞かせにも工夫が凝らされています。大袈裟な表現は避け、子ども達が集中しやすいような速さで一人一人とアイコンタクトを取りながら読み進めます。

内容理解の質問に答えるのはそう簡単ではありません。 まず、話の大まかなストーリーが分かっていないと答えにくいです。積極的に手を上げて発表してくれたり、分かっているけど手を挙げるのが恥ずかしくてじっと見ている子ども達もいました。 私たち職員がこの質問は難しいかな?と思っていた問題もしっかり答えることができる子ども達もいました。内容理解の質問は答えることができるのが重要なのではなく、子ども達が『何だったっけ?』と聞いた話を振り返り思い出そうと考えることがこの課題の本質です。そうすることで記憶力や記憶の定着が促進されるからです。

もう一方のグループは巧緻性を高める訓練です。巧緻性(こうちせい)とは指先の器用さを意味します。巧緻性と学力には密接な関係があるといわれていますが、私たちが巧緻性に重きを置くのには別の理由があります。巧緻性が高いと生活しやすくなると言われているからです。手指の巧緻性を研究する川端博子教授(埼玉大学)らが2007年、小学6年生518名を対象に実施した調査によると、巧緻性を測定する「糸むすびテスト」で成績が上位だったグループは、そうでないグループと比べてさまざまな学習活動を楽しんでいた そうです。

学校で同じことをするとしても、楽しんでするのと 苦手意識を持ちながらするのでは雲泥の差が出てきます。子ども達が生活しやすくなるようなお手伝いができることを願ってこの課題を作りました。

かわいいライオンさんに洗濯バサミの立髪をつけていきます。大人にとっては簡単なことですが、この年の子ども達にとっては 力を入れ目標の場所まで持続させ離す という一連の動作は意外に大変なのです。 かわいい動物に興味をそそられ集中して取り組んでくれました。

こちらは 赤、青、黄、緑色の枠に同じ色のゴムをかける訓練をしてもらいました。今度は色の認識の要素も入ってきて少しグレードアップしています。最初は上手くできなくて不機嫌になっても、回を重ねるたびに上手くできるようになり、全部できると誇らしげな笑顔を浮かべていました。


今後も 指先の巧緻性に関しては 継続的に進めていく予定です。

カテゴリー: みかん竹谷放課後等デイサービス

☆ふうせんバレー☆

ご無沙汰しています。みかん竹谷です。

四月に入りうららかな日々が続き、外遊びに出かける事も多くなりました。

みかんだよりをご覧の方は既にご存知かと思いますが、竹谷店では療育プログラムの中でも外遊び、その中でも公園遊びを特に重視しています。様々な遊具に触れる事で情緒や学習などの全ての基礎になる感覚統合の発達が見込めるだけでなく、自発的に行動して成功体験を積むという主体性を高める活動が出来るためです。

ただ学校がある日にはなかなか毎日外に出かけるのは難しく、室内での活動になる事もあります。今回はその内の一つであるふうせんバレーを紹介します。

発達のゆっくりな子にはふうせんを見ながら落ちてくる場所を予測し、地面に落とさないように打ち上げるのは丁度いいビジョントレーニングになります。キャッチボールなどがまだ難しい子でも、ふうせんのスピードならまだやりやすく、力加減を見誤ったとしても危険はほとんどありません。

活発な子達はチームを組んで対戦をしていますが、竹谷店では特殊なルールがあります。それは「汚い言葉(ちくちくことば)を使ったら相手の点数になる」というもの。

最近は三年生らしく、男の子たちは挑発的な言動や荒っぽい言葉も増えてきました。発達過程として歓迎すべき部分でもあるのですが…。それはそれとして使い過ぎはよろしくない。やはりみかんに来ている以上言葉遣いの切り替えも出来るようになって欲しいので、そういった言葉が出そうになった時ブレーキをかけるSSTの一環としてこのようなルールを追加しています。

それぞれが自分に合ったペースで活動に参加してくれています。女の子はやっぱりおとなしめ。

時にはキャッチしてしまう事も。うん、ナイスキャッチだ。

外では風に飛ばされてしまって難しいふうせん遊びも、こうして室内でなら楽しく活動出来ます。中と外、頭と体とこれからも両方の場所で両方の能力を高めていきますので、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

カテゴリー: みかんの木 七松生活介護 みかんの木

入所式


みかんの木 七松です。
今回のブログ報告は、みなさんご存知の通り…
このたび3名の利用者様が生活介護に入社されました‼️

まずは1人目!
元生徒会長でしっかり者の平和主義者‼️
自分の失敗は絶対したくない完璧を目指すところがあり体に影響がでちゃうときも…
ふざけすぎる事が苦手だけど先生の失敗を見ると笑って心配してくれる優しい男性‼️みんなのまとめ役の一面もあり素敵です‼️
ハンコ押しやシュレッダーのお仕事をしていただきます‼️

2人目!
見た目は子ども、頭脳は大人。あなたの上目遣いに先生達はメロメロです‼️
和食大好き、先生がよそ見をすると僕を見なさいと、言わんばかりのおかず投げが始まります💦
頑張るまでに時間がかりますが、やる気が入ればスイスイ歩行訓練もお仕事も余裕です‼️
空き缶つぶしを主にお仕事していただきます‼️

そして、3人目!
2人の間に入り気分を落ち着かせてくれるムードメーカー‼️
童謡大好き、気分が良いと口ずさむ音楽家‼️
みかんのお話をすると「お仕事!」とやる気満々です!!
女性の感高い声が苦手だけど誰とでもお仕事や制作をしてくれる頑張り屋さんです‼️
1番お仕事に熱心に取り組んでくれており、空き缶つぶしをメインでお仕事していただきます‼️

学校も小学部から一緒だった3名なので深い絆があり、叱るときは叱り、励ます時は励まし合う空気が漂っております。
入社式当日…
3人とも名刺もいただき気合充分です‼️
頑張りすぎて体調を崩さぬように体調に気をかけながらお仕事のお手伝いをさせていただきます。
何かありましたらいつでもご相談ください。

カテゴリー: みかん塚口

2021年1月のみかん塚口活動報告【児童発達支援】

こんにちは。みかん塚口です。

更新が遅くなり申し訳ありません。

2月、3月も随時更新していきますので、もうしばらくお待ちくださいませ。

それではさっそく、1月の活動内容を見ていきましょう。

正月遊び&制作

正月遊びでは、カルタゲームに取り組みました。

幼稚園や保育園でも取り組んでるようで、真剣な表情です。

枚数を競い合い、「勝った!」「負けた・・・。」「もう一回」と何度も挑戦する姿が見られました。

昔ながらの日本の遊びを通して、コミュニケーションや感情のコントロールなどを学ぶことができました。

プリント学習

1月からは新しいプリントを追加し、学校入学前の準備を行っています。

プリント学習を始めた7月時点では、「難しい・・・。」「やりたくない・・・。」と言っていた子どもたちが、今では集中して黙々と取り組んでいます。

字や数字もきれいに書けるようになり、とても成長を感じます。

小学校にいっても、自信をもって授業に取り組めそうです。

公園遊び

公園遊びでは、ブランコや遊具で遊んだり、走ったりして好きな遊びに打ち込みました。

そんな公園遊びで生まれた、子どもの豊かな発想の一部始終です。

子ども 「カバに食べられている所を取ってほしい」

職員  「・・・?」

子ども 「ここに寝転がるから、写真を撮ってくれない?」

職員  「分かった。」

この会話から生まれた写真がこちらです。

この様子を見ていた子どもも真似をします。

子どもの豊かな発想に、職員は驚かされてばかりです。

以上、塚口発達の1月の活動報告でした。