カテゴリー: みかん大西放課後等デイサービス

自立活動(SST)

みかん大西の部屋では、「いっしょにあそぼう」といつも語りかけています。

春、夏、秋、冬と季節が変わっても「いっしょにあそぼう」は変わりません。

「いっしょにあそぼう」は簡単な言葉ですが、「いっしょにあそぼう」と相手に働きかけることが苦手な子ども達はたくさんいます。

夏季休暇はSST(ソーシャルスキルトレーニング)の中の実践方法のひとつである、お友だちとの関わり方について学習しました。

いつも同じお友だちといつも同じ遊び。トランプを持ちウロウロ。

「いっしょにあそぼう」「いれて」などが言えない子ども達。でもこの学習はそれをしなければなりません。今日の学習の約束です。

子どもたちが動きます。職員に「トントン」して、お願い。一緒にトランプや五目並べ。

お友だち同士で、プラレールやボードゲームにオセロ。

最初は4人でしていたカードゲームもお友だちが集まりなんと8人でババ抜き。

ジョーカーも動きます。みんなで大笑い。

「いれて!」「いいよ!」「一緒にしようよ!」などの言葉が飛び交います。

新しいゲームのやり方などもお友だちと一緒に考え進めています。

社会の中で暮らしていくためには、人との関わりは不可欠です。

「一緒にあそぼう」=「楽しいこと」

いっぱい経験してほしいですね。

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製作 風鈴

家の窓辺から心地良い風鈴の音。

風鈴は暑さを和らげ涼しさを感じさせてくれる夏の風物詩。

毎日暑い日が続く中、この夏は風鈴づくりに取り組んでみました。

まず、魚の型どりから始め、色付け、そしてヒモを通して結ぶという作業です。

これらはいつもの自立活動の作業の集大成のようで真剣そのものです。

次に風鈴にそれぞれの願いをこめた短冊をつけていきました。

「サッカー選手になりたい」「料理を作る人になりたい」「野球もうまくなりたい」

などなど色々な願いがありました。

みかん大西の部屋もみんなの風鈴のお陰で涼しげな空間となり、今日も心地よい音が聞こえてきます。

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お誕生日会

今回は、お誕生日会の様子をご紹介します。

お誕生日といえば、子どもにとっては一大イベント!

そんなお誕生日を盛り上げるべく大西ではお祝いはもちろんのこと、毎回色々なゲームをしてみんなで楽しんでいます。

ここ最近では、ボールを離す位置とその力加減で結果が大きく変わる卓球台を利用した巨大スマートボール。

そして、手先の微妙な力加減が大事になる手作りパチンコゲーム。

玉の行方をイメージする力を育てるジャンピング的入れなど、様々なゲームにチャレンジしています。

手の使い方や力加減に加え、想像する力や洞察力も磨けるようにと、療育の要素も織り交ぜながらの楽しいゲーム作りを心がけています。楽しく学ぶ。これに越したことはありませんね!

意外と慎重な子ども達。

狙いを定める様子はまさにハンター。

勝負事になると、みんな勝ちへのこだわりがでてゲームが盛り上がります。

職員も参加する時はさらに大盛り上がり。

後半になると得点が気になり、競技を見ず得点板ばかり見つめているお友達も。苦笑

言葉がわからなくても、お友達の動きをみて自らやろうと参加していく姿が嬉しかったりもします。

これからもどんどん新しいゲームを考案し、楽しいお誕生日会をつくっていけたらと思います。

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野菜作り・観察日記

本格的な夏を目の前に、大西店が育てている野菜がどんどん成長し収穫の時期を迎えています。

店前に設置しているプランターと畑の2箇所で野菜を育てていますが、やはり畑の方がより大きく育っていますね。

今回育てている野菜は、

トマト・ナス・ししとう・大葉・ピーマン・キュウリ・イチゴなどなど。

日替わりで当番を決めて、みんなで野菜を育てています。

水やり当番に、収穫当番、そして観察当番です。

日々成長していく野菜たちに毎回違う当番で接することで

様々な角度から野菜に向き合うことができます。

一生懸命、野菜に水をあげるお友だち。

野菜に触れて、よーく見て観察するお友だち。

絵のうまさも、コメントも日々上達しています。

収穫はとくに楽しいね!ついつい笑顔がこぼれます。

自分達で、苗植えから収穫までの過程を実際に体験し、その大変さや発見を学びながら育てた野菜はとっても美味しい!

子どもや保護者様からも「美味しかったよ!」と

喜びの声が上がっています。

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運動

力加減を学習する為に「レスキューレース」を行いました。

台車に乗ったお友達を離れた所から、台車に付いた綱で引っ張ります。

どのように手を動かすのか、どのように体を保てば力が入り

台車は動くのか。「上手、それでいいよ」のプラスの言葉が

飛び交い、繰り返しの中で体の使い方を身につけます。

この運動にはもう1つ意味がありました。

台車に乗ったお友達は風船を持ちます。

目的地に到着すると綱を引っ張っていたお友達にパス。

受け取ったお友達は身体を使って割ります。

ここでも体の使い方を学習します。

またAチーム・Bチームと対戦することで、勝ちにこだわり、

迅速に行動することができました。

非常事態のサインは急に起こります。

風船が割れる音は怖い。非常ベルは怖い。でも行動しなければなりません。

最後は達成感で子ども達の笑顔や気持ちの言葉が広がりました。

力加減の学習と共に不測の事態に備える行動ができる為の

学習にもつながったと感じました。

※風船は空気入れを使用して膨らませています。