みかん大西の部屋では、「いっしょにあそぼう」といつも語りかけています。
春、夏、秋、冬と季節が変わっても「いっしょにあそぼう」は変わりません。
「いっしょにあそぼう」は簡単な言葉ですが、「いっしょにあそぼう」と相手に働きかけることが苦手な子ども達はたくさんいます。
夏季休暇はSST(ソーシャルスキルトレーニング)の中の実践方法のひとつである、お友だちとの関わり方について学習しました。
いつも同じお友だちといつも同じ遊び。トランプを持ちウロウロ。
「いっしょにあそぼう」「いれて」などが言えない子ども達。でもこの学習はそれをしなければなりません。今日の学習の約束です。
子どもたちが動きます。職員に「トントン」して、お願い。一緒にトランプや五目並べ。
お友だち同士で、プラレールやボードゲームにオセロ。
最初は4人でしていたカードゲームもお友だちが集まりなんと8人でババ抜き。
ジョーカーも動きます。みんなで大笑い。
「いれて!」「いいよ!」「一緒にしようよ!」などの言葉が飛び交います。
新しいゲームのやり方などもお友だちと一緒に考え進めています。
社会の中で暮らしていくためには、人との関わりは不可欠です。
「一緒にあそぼう」=「楽しいこと」
いっぱい経験してほしいですね。