カテゴリー: みかん大西放課後等デイサービス

買い物学習

大西店で取り組んでいる買い物学習をご紹介します。

部屋の中にみかん駄菓子屋さんを作り、買い物学習を行っています。

まず、財布の中にいくら入っているか確認し、コーナーごとに並んだお菓子を買いに行きます。

お菓子を買う時の約束が、一人ひとりの支援目標に応じて決められています。

・3つ選ぶこと。

・決められた金額内で選ぶこと。

・各コーナーから選ぶこと。

次に商品が決まるとレジに行くこと。とても大切な約束です。

「こんにちは」「ありがとう」「袋をお願いします」など定員さんとのやり取りも学びます。

袋入れコーナーでは、袋に入れる作業。

買った商品と金額、残った金額の計算をしておしまいです。

これからは、少しずつレジ係や販売員の体験も行っていきたいと考えています。

次は買い物学習の実践編です。

まず、事前学習でお金について文章問題に取り組みます。

その後財布の中の金額を確認し記帳します。

約束ごとが書かれた内容を確認します。

何を買うのか、どの売り場に商品があるのか。

買って来た商品はどこに置くのか。

確認が終わるとライフに行きます。

支払いをします。どのようにお金を出したらよいのか学習します。

買い物が終わるとレシートを見て記帳し、おつりや残ったお金の計算をします。

買い物学習は商品を選びレジで支払うだけではなく、品物をどのように探せばよいのか。商品が見つからない時は、どうすればよいのかなど沢山の課題があります。

実践を通して様々なことを体験し、今後の社会生活での自立に向けて取り組んでいるところです。

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初笑い

2024年が明け、縁起の良い「初笑い」はもう済まされましたか?

みかん大西では、ミニゲーム対決でスタート。

誰もが楽しめる身近な遊び「あっち向いてホイ!」や「黒ひげ危機一髪」などチーム戦で対決しました。

真剣勝負の中にも『笑い』がいっぱい。

「笑う門には福きたる」の言葉通り、一年が笑いに満ちた年となりますように。

今年もよろしくお願い申し上げます。

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クリスマス発表会

昨年に続き2度目の発表会を行いました。

「自分がやりたいこと」を自分で決めて挑戦しました。

一度経験しているので「今度はこれをやりたい」の思いが膨らみます。

楽器演奏・手品・ダンス・歌・ペープサートなど各職員が子ども達一人ひとりに寄り添い、1ヶ月間練習を重ねてきました。

当日は最高のパフォーマンス。

「今日が1番輝いていたよ!」と胸が熱くなりました。

「こんな難しいことは無理!できない」と最初からあきらめるのではなく、挑戦することで「できる」に変える力が子ども達にはあること。

私達職員が改めて学んだ瞬間でした。

来年は地域の方々との交流ができればと思います。

今年最後の活動は、もちろん大掃除です。

大好きなお部屋、大好きなみかんの車。

「いつもありがとう」「来年もよろしくね」の思いを込めて

今日も役割分担をしてがんばります。

今年はコロナが「第5類感染症」になり、様々な制限が緩和され、活動の幅も広がりました。

お世話になりました方々ありがとうございました。

来年も一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。

良いお年をお迎えくださいますよう、心からお祈り申し上げます。

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おでかけ

10月と11月に地域のイベントに参加しました。

ゲームコーナーやマルシェコーナーでは、自分がやりたいこと、食べたい物を選び注文しました。もちろん支払いも子ども達で行いました。

スポーツコーナーでは、地域の子ども達とチームになり、フットサルの試合をしました。

地域の皆さんと一緒に太鼓をたたいたり盆踊りを踊ったりと、自分らしさを表現し楽しむことができました。

インクルーシブとは「みんなといっしょに」という意味。

インクルーシブ教育とは同じ場で共に学ぶこと。地域の方に助けて頂きながら一人ひとりの個性が発揮できるように、様々なイベントに参加し貢献していきたいと思います。

地域の皆様、よろしくお願い致します。

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室内カーリング

10月の運動プログラムは室内カーリングに取り組みました。

カーリングは非日常的なスポーツであるため、どういうスポーツなのかルールを少し学習しました。

まずは楽しくルールを覚える目的として『キャップカーリング』というゲームを行いました。ペットボトルの蓋を指または道具で弾いて気軽に遊べるゲームです。

ハウス(的)にストーンを多く入れたチームが勝ちという単純なルールですが、スコアの判定に苦戦しています。

去年の運動プログラムで取り組んだボッチャは『地上のカーリング』と言われており、スコアの判定方法もよく似ています。

『ボッチャを思い出して』の声掛けで忘れかけていた記憶が蘇ります。

また、カーリングはリード・セカンド・サード・スキップといった投球の順番が決まっていますが、ボッチャは投球したボールとジャックボールとの距離で順番が変わります。

『似ているけど違う』そういった変化に気付かせることも学習の目的の一つです。

大西店の室内カーリングでは①チームで作戦会議、②試合、③スコアの三つの手順で行います。

①の作戦会議ではカーリングとは『個人種目』ではなく『チームスポーツ』であるということを意識する目的で実施しています。

キャプテンをチーム内で決めてキャプテンが作戦会議を進行します。

リード・セカンド・サード・スキップという投球の順番はそれぞれに役割があり、例えばリードで投球する人は『フリーガードゾーンルール』というものが適用されます。

簡潔に説明するとゾーンの中にある相手ストーンをはじき出してはいけないというルールです。

リードで投球する人は、今後の試合展開を考えてどの位置にストーンを置くのか個人だけではなく、チームで戦略を立てながら試合に取り組んで行きます。

②の試合では①のチームで立てた作戦を実践で行っていきます。必ず作戦通りにいかないのがスポーツ。

相手チームの動きに合わせながらその都度戦略を変えていきます。審判に作戦タイムと告げてキャプテンを筆頭に試合の流れをシートに記入したり、投球の指示を出したりします。

③のスコアでは試合結果をシートに記入します。

また審判の役割を担当している人は両チームに分かるように『○対○で○チームの勝ちです』とアナウンスします。

どうしてもスコアの判定がわからない場合はわかるお友達に教えてもらうなど自身で考えて行動します。

ここではルールの理解と考えて行動することができる自立心の向上を目的として取り組んでいます。

室内カーリングに使用するストーンにはキャスターが付いており。少量の押す力で滑るようになっています。

投げる・蹴るの動作が難しい子でも参加しやすく、大西店ではほとんどの子どもたちが職員の補助なしで投球しています。

また今期の運動プログラムでは『チームスポーツ』をスローガンとして取り組んでおり、子どもたちにも意識して取り組んでもらえるプログラムを考案しています。

最初はプログラム内だけの行動であったのがプログラム外でも積極的にお友達のサポートをしたり、みかん大西店として団結力が高まっているように思います。

単に技術や知識だけだなく楽しくスポーツに取り組んでいく中で、スポーツマンシップなど精神的な部分の育成にも力を入れていきたいと考えています。