カテゴリー: 就労就学支援型みかん

自主課題

あっという間に秋が過ぎ去り、寒さが本腰になってきましたね。寒さのあまりこもり気味になりますが、公園でのウォーキングや室内フィットネスをしながら体力をつけ、元気に冬を楽しみたいと思います。

課題の紙袋つくりの作業の紹介をしたい思います。

作業は、【紐を通してくくって完成】が簡単な手順となりますが・・・
完成の形として求められるのがくくった後のひもの長さです。
明確な印がつけられていない紐を「短くなるようにくくる」という指示で行動しています。(必要に応じて見本を提示することもあります)


【短くなるようにくくる】為には、方法とそれに伴って難しい点が出てきます
・紐先で小さい輪を作り、くくる→小さい輪に通すのが難しい
・紐の中部あたりで少し大きめの輪をつくりくくる→(そのまま引っ張ると中部に結び目ができてしまうので)通した後に輪を紐先へ引っ張ることが難しい

どちらも手先の細かな作業や、物理的な動きへの理解が必要となります。

できるようになるまで、繰り返し見本を見せる、手を添えながら一緒に進めていく(感覚が身につく)、指示の声かけをする。それぞれにあった支援の提供を行いながら、子どもたちがより分かりやすい方法で行って進めていきます。

作業終わりの「できました」の報告は社会に出た時のための訓練の一環で行っていますが、子どもたち自身の「自分でできた!」というの発表でもあり、職員からの確認作業が終わるとホッと安堵の表情と自信に満ちた満足げな表情を浮かべています。


カテゴリー: 就労就学支援型みかん

すごろくで学ぶ

遊びの中では、余暇の過ごし方を身に付ける〔楽しめること、安心して過ごせる事柄を見つける〕、コミュニケーション図ること、相手への思いやり、社会性が身につく様に言葉遣いなどを大事にしています。

そんな中でも、楽しみながら学べるのが「こども6法すごろく」です。
すごろくを進めながら、日常の起こり得る犯罪が絵カードにあり、それらを〇×方式で答えていくゲームです。

自販機にお釣りが残っていたら?・かくれんぼで他人の家に入ってもよい?・線路に入って石を置くのは?
など、遊びの延長でおこってしまうかもしれない事柄から、いじめられ困った時には誰に相談したらよいか、自分たちの権利、選挙に関してなど、刑法・民法・憲法それぞれの分野を学ぶことができます。



最初は難しいかな?と思っていたのですが、解説の本を読んで進めたりしていくうちに、〇×で答えるだけでなく、なぜダメか?どうしたらよいか?を自分で説明する姿もみられ感心でした。
身近にはたくさん法律があり、それらを守らなければならないこと、法律に守られていることを知ってほしいと思います。

カテゴリー: みかん園田第2放課後等デイサービス

アスレチックへgo!

こんにちは園田第二です。

11月23日の勤労感謝の日に、少し足をのばして「宝塚自然の家」へお出かけしました。

少し寒かったですがお天気も気よく、道中の車窓からは丁度見ごろを迎えるきれいな紅葉の景色が広がっていました。

静かな山の中にあるここは、駐車料も利用料も無料のアスレチックコースがあります!

到着して広場で少し遊んだ後は昼食タイム。この日は他のお客さんがおられなくて貸し切り状態でした。

なのでテーブルにも余裕があり1人1卓ででソーシャルディスタンスを保ちます。

自然の中で食べるお弁当はとっても美味しい。優雅で贅沢な昼食タイムとなりました。腹ごしらえをした後はさあっ、アスレチックへGO!

まずは円盤つな渡り

早速登ったこの遊具、思った以上にぐらつく円盤に、登ってみたものの怖くなって足をどこへ?ロープをどう持って良いのか?分からず助けを求める子もいます。

それでもやめてしまうのではなく、一度降りてからも何度も再チャレンジする姿がみられました。『やってみたい』という気持ちの表れがすごく嬉しかったです。

丸太の橋は固定されてて足元が安定して安心♪

平衡感覚が養われますね。落ちない様にバランスをとって一歩一歩。

ぶらぶら吊り橋

怖がるかなぁ?と心配していた子もぐらつく足元をよく見ながら手すりをしっかり持って前へ進んでくれました。

丸太が縦と横に配置されているので足の置く位置を考えながら進むのが難しい。大人の私たちにも十分にスリルがありましたよ。

細長いこの吊り橋は上下に波打つようにいい感じに揺れてくれます。それが楽しくて何回も往復する子もいました。

手すりロープを持たずに小走りして渡り切るチャレンジャーもいましたよ。みんな楽しそうにとびきりの笑顔です。

私たちがゴールした後も『もう1度周って来ていいですよ。何周でも!』と施設の方がとても親切に対応して下さいました。せっかくなので『じゃあもう1回行きたい人!?』と子どもたちに尋ねると『はーい』と手を挙げてくれたので、2度目も元気よく出発しました。

難しすぎずまた長すぎずの絶妙なコースだったので、子どもたちのペースに合わせてゆとりを持ってゆっくりたっぷり遊ぶ事が出来ました。

普段の公園の遊具ではあまり積極的に遊ばない子が率先して進んで行ったり、難しくてもやってみたいという気持ちの芽生えがみられたりと、協調運動を促しながら有意義に楽しく過ごすことができた1日となりました。     また機会を作ってみんなで行けたらなと思います。