みなさま 寒い日がつづいていますが、いかがお過ごしでしょうか?
暦の上ではもう来月から春になりますが、暖かくなるにはもうしばらくかかりそうですね。
みかん杭瀬店は、今月も4つの活動をしました。
① つくる、えがく、豆まき
② 宝探し
③ 避難訓練
④ 楽器あそび
子どもたちの様子とあわせて、
それぞれの目当て、目標を説明させていただきます。
① つくる、えがく、豆まき
『鬼は外。福は内』の掛け声で始まる節分は、例年は2月3日ですが、今年は124年ぶりに 2月2日になりました。 日にちがずれる理由は、地球が太陽の周りを一周する時間が 365日ぴったりではないから だそうです。
節分は文字通り季節を分けるという意味で、
日本にしかない行事です。
この様な慣習こそ 子どもたちに経験してほしいと考えています。
手先が上手く使えなくても、
『自分で作った』 や 『自分自身で装着できた』という体験を
味わっていただくため 紙袋を使用しました。
出来上がったお面をかぶった表情は、
みな満足感あふれる笑顔でした。
② 宝探し
みなさま、下記のなぞなぞを考えてみてください。
上の方は、たぬき の絵があるので “た”を抜いてみてください。すると”ヘヤノイチバンスミ(部屋のすみ)” という暗号が浮かんできます。 部屋の一番隅に行ってみるとヒントが隠されています。
下の方は イラストを参考に 縦のことばを完成させると、”つくえのした(机の下)” という暗号が出て 子どもたちが机の下を見ると、ヒントが出てきます。
このようなクイズが7回続き、ヒントを並べ替えると、お宝がかくしてある場所が出てくるようになっています。
みんなでクイズを考えて、答えを探しにいく顔には、
ワクワク、ドキドキが混じった生き生きとした表情が
あふれていました。
③ 避難訓練
この時期になると今でも2011.3.11のことが思い出されます。
今年は東日本大震災から10年目の 節目の年になります。
杭瀬の子どもたちは7歳、まだみんな生まれていませんでした。
ひょっとすると、みんなお空の上からあの光景を眺めていたのかも知れません。
この時期にする避難訓練は、
『子どもたちが無事成長しますように』
『災害時にもちゃんと生き延びれますように』という、
特別な願いを込めています。
幸い 子ども達はまだ、大きな地震や火事、災害を体験していないので、この訓練の大切さがわかりません。 私たちは、一人一人の顔を見つめながら、イラストや文字を使って、できるだけ分かりやすく伝えました。
「自分の命を守ること」の大切さが子ども達の心の隅にでも残ってくれていると本当に嬉しいです。
④ ひなまつり製作
みなさま、3月3日のひな祭りには 雛人形をお家に飾られましたか? もちろん、男のお子さんしかいらっしゃらないお家は飾ることがないですね。
みかんでかわいい雛人形を制作しましたので、
お家で飾っていただくと嬉しいです。
子ども達の個性があふれる雛人形です。
みんなそれぞれ雰囲気が違うのですが、一つ共通していることが、
御代理様とお雛様のお顔が笑顔だと言うことです
最初はハサミが上手く使えなくて、怒り気味だった子も、職員と一緒にゆっくり進めてなんとか切れると、誇らしげな表情を浮かべていました。
節分同様、日本の伝統文化を味わってもらいました。
子ども達の普段の様子もご覧ください。
学校がお休みの土曜日はみかんで給食を食べていますが、祝日など給食がお休みの日は、子ども達が大好きなマクドナルドのハッピーセットなどを、いま流行りのUber eats などを使って注文してみたいと考えています。
子ども達と一緒に注文から受け取りまでの流れを I pad を使ってリアルタイムで検索して、これからのIT社会への準備を経験していただきます。
今は注文したものが、お店を出てどの辺まで来ているかをI padの画面上でリアルタイムで確認することができますので、子ども達一人一人に実際に体験して欲しいと思っています。
来月も子どもたちの様子をお伝えしますので、
楽しみにしていただけると嬉しいです。