カテゴリー: 就労就学支援型みかん

武庫之荘 自主課題

最近武庫之荘では自主課題の時間を設けています。
用意されている作業課題の中から好きな物、興味のある物を自分で選び取り組みます。
この時間は子ども達の自主性を高めたり、自分で選び取り組む事で課題へのヤル気を持ってもらう事が目的です。
長机をくっつけ、皆で並んで座り、30分のタイマーを設定して開始!
「好きな課題1つ取ってきてね」 と声かけすると手に取りじーっと見て悩んだりしながら各々選び取り組みます。
食品材料に興味深々な子、部品材料に熱中する子など様々です。
「解らない事や1人じゃ難しい事があれば言ってください」 と伝えると 「ここはこれであってますか?」
「一緒に手伝ってください」 と真剣な表情で聞いてくる子ども達。「持ってきた課題が終わったら違う課題を持ってきてもいいですよ」 そう伝えると「次はこれ!」
「前からやってみたかった」 と次々に課題をこなし、気づけば30分があっという間に過ぎていました。
タイマーが鳴り、「はい、終わります」 と伝えると 「もう終わり!?」 と残念そうな顔に・・・
「課題の時にまたしようね」 と伝えると笑顔で 「は~い」 と答えてくれました。
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自主的に動き、ヤル気を持って30分もの長い間頑張ってくれた事、職員一同嬉しく思います。
この気持ちを大切にし、身につく事を願って自主課題を継続していきます。

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武庫之荘 避難訓練・防災体験

こんにちは! 日中暖かくなり、桜のつぼみも大きくなってきましたね。

3月24日に避難訓練  3月25日に阿倍野防災センターに行ってきました。

今回避難訓練は地震が起きた時を想定し、速やかに行動できるようにシミュレーションしました。
「地震が起きました!」 の声かけで開始、まず上からの落下物から頭を守る為にヘルメットをかぶります。
初めてかぶる子ども達はアゴの下でひもを留める時に「長さが足りない!」 「留まらないよー」 と少し苦戦
職員と一緒にひもの調節の仕方、まっすぐかぶる練習をし、全員かぶる事ができました。

次は避難場所への移動です。
どこに避難するかをしっかり確認してから、混乱しないように絵図と声かけで促し誘導します。
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避難場所は近くの生津公園、自転車や車にも気をつけ、指示に従い職員と職員の間に1列に並び進みます。
「広がらないようにまっすぐ歩こうね」 と声かけすると 「は~い」 と元気よく返事をし、整列して歩く事ができました。
無事に公園に着き 「みかんで地震や災害があった時はこの公園に避難します、わかりましたか?」 と問いかけると
「わかりました」 と手を挙げ答えてくれました。

阿倍野防災センターでは災害時に火事を防ぐ為にどうすればいいのか、又火事が起きた時は
どのように行動すればいいのかを体験してきました。

地震が起きたと想定して始まり、日常住んでいる状態を再現した部屋で火事を防ぐ為に元栓、スイッチ、ブレーカー
を何故切るのかを教えてもらい、実践していきます。
「どう切るの?」 「ここであってる?」 と確認しながら皆きちんと切る事ができました。

次は火事で発生した煙の中での進み方です。
体験コーナーに入る前に姿勢を低くし、ハンカチや布で口を押さえて壁沿いに進む練習をして、いざ実践!
体験コーナーは薄暗い通路になっていて煙にみたてたスモークが充満している中、先程教えてもらった通りに進みます。
「暗いの怖い!」 「煙たいよー」 と子ども達はビクビク・・・職員と手をつなぎながら進み、なんとか抜ける事ができました。

次は消火器の使い方を学びます。
①黄色のピンを抜く ②ホースの先をもって火に向ける ③レバーを握る
この3つの手順で使います、体験コーナーでは液晶画面に炎が映っていて消炎剤のかわりに水が出るようになっている
消火器のダミーを使って消化します。
画面の炎に水をうまく当てられると消化成功! 皆手順通りに扱う事が出来て大喜び♪

最後は公衆電話からの救急通報を教えてもらいます。
①受話器を取る ②赤いボタン(緊急通報ボタン)を押す ③今起きている状況を伝える
この順番で行います、電話の横に液晶画面があり、どのように進めるか表示されていて指示通りに喋ります。
「火事です」 「住所は○○の・・・」 とハッキリ大きな声で伝える事が出来、全員正しく通報できました^^
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体験が終わり、評価が書いてある修了証をもらって終了、子ども達に感想を聞くと
「楽しかった!」 「電話が難しかった」 等と話してくれました。
楽しみながらも訓練になる、いい体験が出来てとても嬉しく思います。

いざという時にパニックにならず、行動できるように定期的に避難訓練・防災体験を行っていきます。

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武庫之荘みかん 日常

こんにちは! 武庫之荘みかんでは毎日のデイ中にお手伝い等をしてもらっています。

子ども達の自立・生活支援を目的とし、日常の様々な事が出来るようにおぼんを拭いてもらったり
お皿を配ってもらったり、食べカスを掃除してもらったりしています。

おぼんを拭いてもらう時はただ拭くのではなく
・水滴がちゃんと拭けているか?
・拭いた後の片づけ方
・使った布巾の干し方

おぼんを配る時は
・はっきりと聞こえる声でお友達の名前を呼ぶ
・相手の目をみて「どうぞ」と言える

・受け取る側は「ありがとう」と相手の目をみて言う
・ただ渡すのではなく優しく渡す

食べカスを掃除する時は
・ちゃんとゴミをみて箒を使う
・チリトリからゴミがでないようにする
・丁寧に掃く

課題を分解する時は
・使う前と同じ状態にする
・シールや袋など破かないようにする

事など考えて行動してもらえるように促し、声かけしています。

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「手伝ってくれる?」 「ありがとう」 と声かけをしていくうちに
自主的にお手伝いをしてくれるようになってきました。

今後も自主性を大事にして、無理せず寄り添って支援していきます。

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武庫之荘 課題

武庫之荘では作業所で行われているお仕事内容を中心とした作業課題です。
仕事に向かう姿勢も大事なのです!

まずは机上の整理から・・・・
準備をして材料をきちんと並べます(こんな事もサッサッとできるようになってきました)
さぁはじめよう♪
早くするのが良いのではありません、丁寧に正確な仕上がりになるように
ひとつひとつ工程写真を見ながら集中して取り組んでいますよ。
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作業中にも「材料がなくなった!」 完成すると「作業が終わりました」 等
しっかり報告ができるまで促し支援していきます。

色んなパターンの作業内容をこなして、卒業後に生かせてもらえると嬉しいですね。
「あ!これみかんでやってた!」 「あ!これもしってる!」 「やったことある」
な~んて♪ 思い出してもらえたらいいですね!