こんにちは。
就労就学支援型みかんです。
6月に3年生の現場実習がありました。
2年生から、春と秋の年2回実施されています。
各、作業所さんに5日間通う現場実習をしてきました。
昨年はコロナの状況もあり、予定していた実習体験が出来なかった方もいました。
3年生も今年最後になり、貴重な体験になるかと思います。
あと1回の実習も無事に行くことが出来たらいいですね。
そして、実際に現場実習に行かれた方の保護者様から様子をお聞きしました。
a君は多機能型(生活介護と就学継続支援型)の実習へ行きました。作業内容は箱折です。
そこでは、口頭での作業説明があります。
a君は特性もあり少し作業に難しさを感じましたが、目の前に出された見本をよく見て
かいつまんで手順を理解し、5日間少しずつ少しずつ取り組み
5日目では1人で作業を完了することが出来たそうです。
動画を拝見させていただきましたが、自分のペースで確実にそして丁寧に作業する姿を見て
感慨深いものがありました。
実際にこちらの店舗では、自主課題として箱折の作業も取り組んでおり
お仕事練習を作業所スタイルに近づけた方法で学んでいます。
今まで積み上げてきた事前学習の効果が出たのかな、と思います。
同じ作業課題内容でも、提供の仕方の工夫次第で対応力や理解力を養い
そして小さな成功体験の積み重ねで自己肯定感が生まれ
出来る事がもっともっと増えていきます。
それぞれの特性をプラスに捉えそれを強みに変えると進路の選択肢も増えます。
自力で1つを完成させなくても、分業して作業が出来る所もあります。
可能性は沢山!!
そして、作業所に就労するという上でもう1つ大切なことは
ソーシャルスキルです。
ソーシャルスキルというのは、「他の人に対する適切な振る舞い方や言い方」という意味です。
社会に出ると、行動範囲も広がりその分、人間関係もルールも複雑になります。
自分が困らない為、みんなが気持ち良く過ごせる為のマナーを
今のうちから事例を出し学習しています。
今後も就労就学の支援に力を注いで行きたいです。