ご無沙汰しています。みかん竹谷です。
四月に入りうららかな日々が続き、外遊びに出かける事も多くなりました。


みかんだよりをご覧の方は既にご存知かと思いますが、竹谷店では療育プログラムの中でも外遊び、その中でも公園遊びを特に重視しています。様々な遊具に触れる事で情緒や学習などの全ての基礎になる感覚統合の発達が見込めるだけでなく、自発的に行動して成功体験を積むという主体性を高める活動が出来るためです。
ただ学校がある日にはなかなか毎日外に出かけるのは難しく、室内での活動になる事もあります。今回はその内の一つであるふうせんバレーを紹介します。

発達のゆっくりな子にはふうせんを見ながら落ちてくる場所を予測し、地面に落とさないように打ち上げるのは丁度いいビジョントレーニングになります。キャッチボールなどがまだ難しい子でも、ふうせんのスピードならまだやりやすく、力加減を見誤ったとしても危険はほとんどありません。

活発な子達はチームを組んで対戦をしていますが、竹谷店では特殊なルールがあります。それは「汚い言葉(ちくちくことば)を使ったら相手の点数になる」というもの。
最近は三年生らしく、男の子たちは挑発的な言動や荒っぽい言葉も増えてきました。発達過程として歓迎すべき部分でもあるのですが…。それはそれとして使い過ぎはよろしくない。やはりみかんに来ている以上言葉遣いの切り替えも出来るようになって欲しいので、そういった言葉が出そうになった時ブレーキをかけるSSTの一環としてこのようなルールを追加しています。


それぞれが自分に合ったペースで活動に参加してくれています。女の子はやっぱりおとなしめ。

時にはキャッチしてしまう事も。うん、ナイスキャッチだ。
外では風に飛ばされてしまって難しいふうせん遊びも、こうして室内でなら楽しく活動出来ます。中と外、頭と体とこれからも両方の場所で両方の能力を高めていきますので、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。