新年度がスタートし、早くも1ヵ月が過ぎようとしています。進級したことで得意気な顔をしてお話ししてくれる子、期待と不安が混じっているなど様々な様子の園田第二の子たちですが、園田第二では「変わらない場所」として、ワクワクが溢れる日々にしていきたいと新年度も元気に始まっています!
さて、今回は「お買い物学習」についてです。 今までも何度かご紹介していますが、園田第二ではお買い物ごっこの形と実際にお店に行ってお買い物をする2つの練習をしています。お買い物ごっこの方はお店屋さんとお客さんになり、役割を交代しながら練習します。
先ずはお買い物ごっこの様子です。お買い物ごっこには2パターンあります。1つは役割(お店屋さんとお客さん)を決めてお買い物をする練習。その中でエプロンを自分で着る練習もします。三角巾もつけて準備万端!「いらっしゃいませ~」と、元気よくお迎えして「こちらのカゴをどうぞ」と渡します。
この1つ目のパターンの学習ではお金のやり取りはなく、お客さん役は「選ぶこと、お願いしますということ、商品を受け取りありがとうございますということ」お店屋さん役は「いらっしゃいませ、カゴを渡す、商品を袋に入れて渡す、ありがとうございました」これらを言えたり、ジェスチャーで表現したりができるようにを目的にしています。
2つ目のパターンの学習ではおもちゃのお金を用意して、「100円までのお買い物をしましょう」などと金額を決めて「10円、20円、50円」に分かれた箱から自分で計算をして選んでいくという物です。みんな食べたいものと金額を考えて、こちらのお買い物学習の時はものすごく悩んで決めています。
次は実際にお店屋さんに行ってのお買い物学習です。好きなおやつを買うときや、職員からメモを渡されて「○○を何個」と指示があり、それを探して購入するなどがあります。
お店に到着するといろんな物が置いてあるので、ついつい好きなものや興味を惹かれたところに寄って行ってしまう時もありますが、職員が「○○はあったかな?」等と声をかけると「はっ!」として探索開始です。
見つけたときは「あった~!」と大喜び。もしなかった時はお店の人に聞いてみよう!と「すみません、○○はどこにありますか?」と、聞く練習もしています。
カゴやカートが好きで夢中になってしまう時もありますが、それは私たちにも記憶ありますよね?(^^♪
お会計の時はバーコードを実際に読み取ることもしてもらったりしています。最近はだんだん上手になり、こちらが声掛けしなくても「ピッ!」と自分で言いながら読み取り機にあててくれるようになりました。精算機へのお金の投入も慣れてきたものです(^^)v
このようして、園田第二ではお買い物する時のルールを覚えながら練習をしています。もし、園田第二の子たちをお店など見かけたら「頑張って練習しているんだな」と、温かく見守って下さると嬉しいです(#^^#)