カテゴリー: みかん猪名寺放課後等デイサービス

夏祭り

みかん猪名寺です。

世の中のコロナ感染状況がおさまる気配のない中、2学期がスタートしました。
猪名寺店でも、可能な限りの感染予防を心がけて活動をしております。

8月最後の土曜日に、夏のイベント
「夏祭り」を開催致しました。

今年は飾り付けから子ども達と考えて会場を作り上げました。

飾り付けも子ども達の案を採用して、
T先生のプロ級バルーンアートも加わり、とっても素敵なにぎやかな夏祭り会場に!!
雰囲気作り、大切です!!

さあ!お祭りのハッピを着て、夏祭りの始まりです!

毎年登場の『おみかん様神輿』を順番にかついで
みんなで

「おみこしわっしょい!わっしょい!」

と元気に歩きます!

6年目のお神輿ですが、みんな、かつぐのがうれしそうで、自分の順番がくるのを今か今かと待っていました!

お神輿の次は、お祭りを回ります。

•スーパーボールすくい
今年はポイで初挑戦!!昨年までは
なるべくみんなが楽しめるようにとあみ式のもので、何個すくえるかなー、、とルール設定をしていました。
ポイはすぐ破れてしまい、沢山すくえないことは悔しいけれど、文句を言ったり、泣いたりするお友達はいませんでした!みんな、上手に楽しめたので好みのスーパーボールを2個選んで、景品袋に入れました。

•まとあて
おもちゃ作りで作ったペットボトル空気砲でまとあてです!

3回挑戦して得点を競います!
上位3位までは豪華?景品をプレゼント。
残念ながら4位以下のお友達はシールシートの景品。
豪華?景品よりも「こっちがいい!」とシールを選ぶお友達もいて、職員は苦笑いでした。

•わなげ
金の的に輪っかが入ったら大当たり!
景品は面白ティッシュ!
この景品が思いのほか大人気でした。
景品がほしくて、意気込んで投げてしまい、残念な結果になる子もいましたが、しっかり狙いを定めて、落ち着いてゆっくり投げることが大切なんだと学んでくれました。

•おかしつり
これはみんな大得意です!
狙ったお菓子をつりあげていました!

•千本引き
初登場の千本引き!職員の力作です!
ハズレくじはありませんが、大当たりくじが5つ!
並んだ景品にみんな大注目です。
くじなので、何が当たるかわかりません。

千本引きはルールを知らないお友達も多く、欲しい景品がもらえるのだと期待している子が多かったのが印象的でした。

欲しいものが当たらなくて悲しむお友達もいましたが、
世間一般のお祭りのルールを経験してもらうことも大事だと思います。

おやつは夏祭りバージョン「フルーツポンチ」

大人でも出来上がるまでの工程にワクワクします。

子ども達にそんな感覚を味わって欲しくて、

今回はフルーツをふんだんに使ってすごく豪華に作りました。

魔法をかけてサイダーを投入すると

シュワーーーっと発泡していく光景を食い入るように見ていました!

猪名寺では初めて登場したフルーツポンチ!苦手なお友達や美味しそうに食べていたお友達等それぞれでしたが、
楽しいひとときでした!

今年は花火大会や地域のお祭りが中止となり、子ども達にとってさみしい夏となりましたが、
保護者様が、こうした楽しいプログラムの企画で夏らしいことが経験できてうれしいです!とお言葉を寄せてくださいました。

夏休み中の活動についてはまた改めてブログでお伝えします。

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マスクケース〔受注作成2〕

注文書作成と同時進行で注文品である本体作成と作成用キットの準備を行いました。どちらも衛生品として扱うように声掛けし、作業中は髪や顔などは触らない、消毒をしてから作業を行いました。

作成用キット・・・課題材料「クリアファイルの書類セット」で培われた経験が大活躍で、一枚の紙をファイルの角にきっちり入れて作っていくことができました。

本体作成・・・みかんの子どもたちの為にと一つずつ一生懸命作りました。テープの幅や長さも経験していくうちに「だいたい」の目安をつかみ自分でセッティングできるように。複数の時には、流れ作業を取り入れて完成させることが出来ました。

マジックテープ裁断・・・本体に取り付けるために材料です。予め見本を提示しその大きさに合わせて切っていく作業。手元に集中するあまり少し大きいものや小さいものもできてしまうこともありましたが・・・これは後に袋詰めを行う際の検品作業材料へと大変身でした。

みんなで少しずつ協力し合って完成へと近づいていきます!

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マスクケース〔受注作成 完〕

材料は仕上がりいよいよ納品です!

納品書も子どもたちの手書きです。
職員が口頭で伝えた店名・品名・数を番号の所に書いていきます。
聞き逃さないようにとても集中していました。途中で分からなくなっても「もう1度お願いします」とやり取りしながら根気よく頑張りました!

その納品書をみながら今度は納品です。何度か作業練習でしたことはあるのですが、それが実際に誰かの元へ届けられると少し緊張するようです。

納品書を手元におき材料を順番に指定数通りにかごに入れる→済印を押し、次の材料へ・・・を繰り返し、全部整ったところで袋詰め、納品書を表に張り付けboxに入れるまでを一つの作業として行いました。

材料もたくさんの種類あったことや全て口頭指示であったので戸惑いがあるかな?大丈夫かな?と少し心配もしていたのですが、進めていく様子を見ていると目の前にある材料を見ながら指示を思い出し、照らし合わせて自分でしっかり完成までさせていたり、となり人の様子をみて自分の間違いに気づきやり直したり子どもたちの学びの力のすごさを感じました。

普段の作業練習を存分に発揮できたこの企画。いつもより少し緊張感を持ちながら頑張った先のみかんの子どもたちの事を励みに頑張る子どもたち。「自分たちの頑張りが誰かに喜んでもらえることが嬉しい」そんな【やりがい】を感じながら行ったマスクケース作りでした。

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マスクケース作り

マスクが手放せない日常となっていますね・・・そんな日常だからこそ必要なマスクケースをこどもたちと作りました!

出来上がりの品を先に見せると作るのがより楽しみになったようでハサミの先と線をよくみながら型通りに切ることができました。
クリアファイルで作っているので折り目をつけるのも力がいりましたが完成を楽しみに指にも力が入りました!



マジックテープをつけて本体は完成!

本体ができたらあとはデコレーションです

シールや油性ペンを使い自分だけのオリジナルケースが出来上がりました!

出来上がったマスクケースには・・・翌日から早速予備用を入れてみかんに持ってきてくれていました。

夏休みはこのマスクケース作成を子どもたちのお仕事として発展させていきます。そちらの様子はまた8月に報告させていただきます。

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品出し練習

毎日のプログラムにある「自主課題」

就労にむけての作業の課題はもちろんですが、となり店舗の一部を利用して品出しや納品の練習も行っています。
こちらの課題では、ただ作業をこなすだけではなく周りの人とコミュニケーション、「報・連・相」の連携をとりながら進めていく練習をしています。

品出しでは大きく分けて3つの仕事に分かれています。
A在庫を確認してメモをとる

Bメモを見てストッカーから商品をパレットに出す

Cパレットの商品を棚に並べる

Aの人は相手に伝わりやすいようにメモを書かなければなりません。始めはどのようにメモをとればいいかも難しく分からない場合は職員に「相談」で尋ねます。

Bは2人組でやることもあり、一人がメモを読み上げる、もう一人が在庫を出してくるという役割をしています。この役割分担も自分たちで相談して決めて進めています。メモでわからないことがあればAの人に自分から相談、間違いに気づいたときにはしっかり確認をとり連絡を入れる。

Cの人は品出しする際、人の前を通るときの「失礼します」、陳列の仕方(向きや柔らかいものの扱い方)に注意する

ここでの作業の分からないときの相談報告方法として取り入れているのが【自分がしたい行動に対してどこに困っているかはっきり伝えること】です。
例えばAのメモ作業・・・メモの取り方が分からない時に「わかりません、教えてください」でも伝わるのかもしれませんが、上記の方法を取り入れると「メモを取りたいのですが、どうやって取ったら(書いたら)いいですか?」と分からないところをより明確に自分のことばで伝えることになります。

就労先によっては得意なところ、苦手なところ、の自己管理(分析)発信が必要な所もあります。自分のことばで思いや考えを発信する訓練を重ねていき将来に役立てていってほしいと思います。