カテゴリー: みかん杭瀬放課後等デイサービス

みかん杭瀬店 12月 活動報告

みなさま、こんにちは。今年最後の活動報告です。この1年間、保護者のみなさまからの温かいご協力を頂いたおかげで 私たち職員は安心して 療育を行うことができました。うまく伝わらなかった時はどこを改善すれば 子ども達がわかりやすいかを考え、その都度 私たちにとっても 勉強の機会となりました。集団と個別課題をこれからもうまくバランスよく取り入れていける様工夫して 2022年はさらにバージョンアップした療育を行なっていけるよう 職員全員が 一丸となって取り組みます。

① クリスマス飾り作り

カラフルな色紙をハサミで切ったり、貼ったり、色の組み合わせを考えたり、たくさんのことをしながらの制作はさまざまな効果があります。まず、何と言っても 指先の巧緻性を鍛えて、同じ色でも背景の色によって見え方が微妙に違ったりすることに気づいていただきました。そして、改めて自分の好きな色を認識してもらって、その色にはどの色が合うのかを知っていただきました。

子ども達が作ってくれたクリスマスリースとベル、鎖でみかんの教室をデコレーションしてみんなで楽しみました。

② みかん図書館

杭瀬店では 終わりの会の前に絵本の時間を設けています。 職員が みんなが 興味を惹かれそうな絵本を市の図書館に定期的に借りに行っています。いつもの絵本の時間は 読み聞かせのスタイルで進めていますが、“みかん図書館” ではその本を図書館風に並べて 一人一人が好きな絵本を選び 着席して 1人で 読み進める形式で行いました。

みんな選ぶ時は 真剣に 丁寧に 表題や絵で判断してくれました。

1人で集中して読んでいる子や 職員やお友達と 小声で話しながら読んでいる子や ストーリーに夢中になって読んでいる子ども達の姿は 微笑ましく 純粋な心で読んでくれているのが伝わりました。

『もっと 読みたい!』 『今度はこっちがいい!』 など 意欲的な発言も聞くことができ 嬉しい限りでした。みかん図書館は 職員の予想を超えて大盛況で幕を閉じました。

その他の活動の様子もご覧ください。

保護者のみなさま、この1年間 本当に お世話になりました。 私たちの活動にご協力いただき ありがとうございました。私たちは 子どもたちと一緒に過ごすことができ 近くで成長を感じながら 切磋琢磨できたことが 何よりの喜びです。 来年の療育も今年の経験を踏まえてさらに パワーアップしてまいります。

みなさま、どうぞ 良い年を お過ごしください。

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みかん杭瀬店 11月後半 活動報告

みなさま、こんにちは。厳しい寒さが身に染みる今日この頃ですが、いかがお過ごしですか? 家事や仕事で お忙しいと思いますが、どうぞ、お父様も お母様も ゆっくりお休みする時間をお取りくださいね。それでは、子ども達の様子をご覧ください。

安全歩行訓練 災害避難訓練

今までは外では手を繋いで行動するのが当たり前だったのが、小学校へ行くようになって いつの間にか1人でちゃんと歩けるようになりましたね。歩道も整備されて信号や横断歩道もありますが、まだまだ子どもたちだけでは 気をつけなければならない事がたくさんあります。お部屋で『こういうことに注意しましょう』と言ってもなかなか実感ができないので、実際に外に出てその都度確認してもらうのが一番良いと思い、今回の歩行訓練を実施しました。

何よりもまず、自分がどこを歩いているかを確認すること。車が通る車道は歩かずに歩道を歩くこと。たとえ歩道を歩いていても自転車が来たりお年寄りが歩いていたりするので気を抜かないことを伝えました。特におじいさん、おばあさんはちょっと当たっただけでもバランスを崩して転倒して骨折など大怪我をすることがあることをわかってもらいました。

災害避難訓練

地震や火災、自然災害が起こることなく訓練だけで終わればどれだけいいかと思いました。起こらないで欲しいけど、もしもの時に 子どもたちの命を守るために、本気の避難訓練をしました。

日本は地震大国なので地震は大なり小なり必ず 起こります。起こった時に最初にどう動くかで 命が助かるということもあるので、子どもたちには自分の身を守ることを忘れないで欲しいです。

お買い物学習

11月最後の課題はお買い物学習でした。11月23日の勤労感謝の日に焼き立てのパン屋さんへお買い物に出かけました。出かける前に、お買い物のマナー学習もしました。

店内では大きな声を出さずに、静かに歩くこと
買うと決めたパンだけをトングでやさしくつかむ
他のお客さんもいるので譲り合いながらお買い物をする

具体例をわかりやすく 話しながら社会的なマナーを理解していただきました。そして、実際のお買い物現場ではマンツーマン指導で寄り添いながらアドバイスしていきました。

店内は美味しそうなパンでいっぱいで 目移りして困るのではないかと少し心配しましたが、みんな好きなパンが決まっていて 即決 のお子様が多かったです。迷っている子は真剣に考えていて まるで視覚から味覚を感じ取ろうとしているようでした。

レジでのお金の支払いは 大人にとっては当たり前の日常ですが、子ども達にとっては ワクワク ドキドキの体験でした。自分の買ったパンがいくらかを知り、お金を払い、お釣りとレシートを受け取るという一連の動作の成功体験を積むことができたと思います。今後これから長い人生で何度もお買い物をしていく子ども達の第一歩を一緒に歩めて嬉しかったです。

平日は近くの商店街のお菓子屋さんへお買い物に出かけました。子ども達が大好きな駄菓子がたくさんあり、陳列も子ども達の目線に合わせて並べてくれていました。何よりレジでのお支払いの時に 優しい店員さんの声かけがありがたかったです。ほぼ全員がレジで店員さんに 『ありがとうございます!』と言うことができました。

その他の活動の様子もご覧ください。

12月も楽しい課題が進行中です。次回のブログ更新は12月下旬に予定しています。

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みかん杭瀬店 11月前半 活動報告

みなさま、こんにちは。 秋晴れが続きさわやかな気候ですね。11月は12月の気忙しさ前の 静かなひと時ですね。みなさま、どうぞ今から12月の忙しさに対抗できるようエネルギーを温存しておいてくださいね。

みかん杭瀬店では11月前半もいくつかの活動をしましたがその中から2つご紹介させていただきます。

ミノムシ制作

一昔前は外で遊ぶことが多かったので 木から垂れ下がったミノムシを見かけたものですが 今のご時世ではなかなか難しいですね。それでも小学校へ迎えに行った際の待ち時間で子どもたちと中庭散策をしていて見つけることもあるんですよ。小学校の草木は非常に手入れされていて珍しい実や花も発見することがあるんですよ。

この課題のねらいは 指先の巧緻性を高めることと 季節を感じてもらうことです。巧緻性の話はこのブログでよくご覧になっているので 聞き飽きたかもしれませんが 子どもたちの学校生活を快適にするため 普段の動作の向上のためにも みかん杭瀬店は本気で取り組んでいます。一人一人の様子をしっかり観察してどこが苦手かをつかんでいます。それを克服するためにこれからも課題に取り入れていきますね。

みんな一人一人の個性でいっぱいの木が出来上がりました。ミノムシのお顔がとってもかわいいんです!中にはピカソのようなシャレた表情を描いてくれた子もいました。今回の課題は集団ではなく個別でしたので 周りに影響されることなく自分の中のものを出してくれたような気がします。

アイロンビーズ アクアビーズ

アイロンビーズというと 女の子の遊びとイメージするかもしれませんが、実は男の子も女の子と同じぐらい好きなんですよ。ハマり過ぎて途中でやめれない子も出てきたぐらいです(笑)まるでスマホのゲームをしているかのように真剣なのです。この集中力と真剣さを他のことにも繋げていきたいと考えています。何より子供たちが楽しく過ごせます。

子どもたちの傑作をご覧ください。

こんなにも小さなビーズを配色を考えながらピンセットでつまんで置いてくれました。集中力と指先の巧緻性を鍛えるにはぴったりの課題です。取り組んでいる時の子どもたちの眼差しは真剣そのもので、見ていて清々しかったです。この課題は全員が参加してくれました。

次回のブログ更新は12月初旬に予定しています。

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みかん杭瀬店 10月後半活動報告

みなさまこんにちは。朝夕の寒さが増してきましたね。これからの季節は体にこたえますが、冬の楽しみはたくさんあります。夜、暖かい布団に入った時やお風呂の湯船に浸かった時の心地よさ、暖かいスープやコーヒーを飲んだ時の至福感、これこそ生きている実感を味わえる瞬間です。みなさまはどんな時に幸せを感じますか?

みかん杭瀬展では10月後半もいろいろな活動をしましたが、その中から1つご紹介します。

① かごめかごめ

日本の伝統遊びの一環として かごめかごめ をしました。 まず、ルールの説明を聞いてイメージを掴んでもらいました。聴覚からの情報だけでどこまでイメージできるかも試していました。それから実際にやってみて実感してもらいました。

かごめ かごめ カゴの中の鳥は いついつ 出やる
夜明けの晩に 鶴と亀が すべった 後ろの正面 だーあれ

大人にとっては聞き慣れた歌詞ですが、よく考えてみると 鶴と亀がすべった? などちょっとわからないところがありますよね? この意味の解釈をめぐっては諸説あるようですが、はっきりわからないそうです。一番古い文献では 1813年の歌舞伎芝居の子どもの遊び歌として登場しています。200年前の子どもたちが遊んでいた遊びを現代の子どもたちが楽しんでくれました。

ほとんどの子どもたちがカゴの中の鳥になってくれました。『後ろの正面だーあれ?』で一斉にしゃがみ込むのですが、慣れてくるとみんな、歌の最後が近づいてくるとしゃがむ準備をしながら回っているのがわかりました。不思議とみんな、楽しそうでこの遊びにとても馴染んでいました。200年前の子どもたちもこんな感じで遊んでいたのでしょうね。

② 音楽療法

10月30日(土)に音楽療法がありました。ちょうどハロウィン (31日)の前日でした。仮装をして夢のようなひと時を過ごしました。特に女の子たちが可愛い衣装や小道具に大喜びでした。ルイスキャロル著、世界的名作の 不思議の国のアリスの登場人物が出てきてくれました。先生がチェシャ猫になってトランプ兵のお手伝いさんと共にハロウィンお化けと遊びました。効果音のピアノがおとぎの国の世界をさらに演出してくれました。子どもたちが実際にいろんな楽器に触れ演奏できるところが 音楽療法の魅力です。楽器を鳴らす手の感触、耳から聞こえる音色、体に伝わる振動、周りの躍動感、これらが相まって子どもたちの心に響くのだと思います。 今回、様子を写真でご覧いただけなくて申し訳ございません。

次回は11月中旬にブログを更新する予定です。どうぞ、みなさま お体に気をつけて秋をお楽しみください。

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みかん 杭瀬店 10月前半 活動報告

みなさま こんにちは、過ごしやすい季節になりましたね。10月9日(土)は伊丹市荻野の畑にお芋掘り遠足へ出かけました。 若梅公園の近くにあるのどかな所でしたよ。車で40分ぐらいかかりましたが、アクシデントもなく楽しいひと時を過ごしました。

昨年は土が硬く掘り出すのに苦労したので、今年は子どもたちの力で掘れるよう、農家の方にあらかじめ耕していただきました。


みんなの真剣な様子をご覧ください!全員が参加して お芋を掘り尽くしました(笑)あちらこちらで『見て見て!』『ほら!ほら!』が聞こえて来ました。

お芋掘り遠足はみかんにとって大切なイベントです。このように土に触れるだけでも情緒が安定するのです。手が汚れるのを嫌がるお子様も最初は少し戸惑っていましたが、周りの自然や楽しそうなお友達の様子に影響を受けて 普通に触れるようになっていました。みなさま アーシングという言葉を聞いたことがありますか? 洗濯機など大型電化製品についている線を思い浮かべるのではないでしょうか? 機械だけでなく私たちの体にも電気が溜まってしまいます。冬になると パチッと静電気が起きますよね、これも土を触ることで電気が体から抜けて防止できるんです。裸足で土の上を歩いたり、土いじりをする事は実はとても体に良いのです。子どもが砂遊びを好むのも本能的なものかもしれませんね。みかん杭瀬店ではこれからも積極的に公園遊びを取り入れて、子どもたちに土に触れて欲しいと思っています。

・ハロウィンパーティ

ハロウィン🎃は比較的最近できたイベントですよね。皆様が子どもの時にはもう存在してましたか?何だか商業的な理由もありそうですが、子どもたちはハロウィンが大好きです。

ハロウィンは10月31日です。その由来はケルトでは10月31日が一年の終わりで、秋の終わりでもありました。その頃に死者の霊が家族を訪ねて来ると信じられていて、有害な精霊や魔女も出てきたそうです。元々はこういう話からスタートしたハロウィンですが、今や国民的行事になりましたね。毎年 ニュースで若者が仮装して夜の街を練り歩く様子が報道されています。仮装やマスクで匿名性が生まれ、普段とは違う自分になることで大胆な行動が取れるのでしょうね。

みかんの子どもたちも仮装して 普段とは違う雰囲気を醸し出していました。男の子はマントを好んでくれる子が多かったです。女の子はキラキラを気に入ってくれました。

仮装姿でフルーツバスケットならぬハロウィンバスケットやゲームをしましたが、確かにいつもよりみんな大胆に行動してくれていたような気がします。これも仮装効果なのかもしれませんね。

その他の活動の様子もご覧ください。

それではみなさま、深まりゆく秋をご堪能ください!