カテゴリー: みかんキッズ児童発達支援

生活につなげたいあそび

前回、お伝えさせていただいた生活動作を繰り返し練習することも大切ですが

こどもたちの基本は『あそぶこと』

何でも楽しく遊びの中から学んでいきます。

細かいものをつまんだり、指先に力を入れて遊んでいます。

(リュックのチャックを握り続けて開け閉めするなど)

目的のところへはめる、色や形を合わせる

(目印と同じものを見たり、フックにコップ袋や水筒をかけるなど)

両手の力加減を考えながら伸ばす、ひっかける

(コップ袋や着替え袋のきんちゃく袋を開け閉め、連絡帳をはさむなど)

こどもたちの難しそうだけど頑張ったらできる!というレベルを職員は見極めて活動を提供しています。

これらは知育活動時間や、集団活動がしんどい時、夏の間はプールができなかったお子さんなどに行なっています。

お子さまはどんなことが好きで、どんな活動が今ピッタリなのか?

お気軽に職員までお尋ねくださいね♪

次回は、道具操作についてお伝えしたいと思いますのでお楽しみにしてくだい。

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大切にしていること

1日の始まりは、まず朝の身支度からです。

リュックを開けて、荷物を取り出します。

チャックを開ける動作も利き手でチャックを持って、反対の手でリュックを抑えておく

何気なくやっているように見えますが、どこをつまんで持ち続けておくかは、こどもたちが日々の繰り返しの中で学んでいきます。

リュックの中から水筒とコップ袋を取り出して、自分の写真が貼ってはるところへかけに行きます。

写真(目印)を見続け、一致するところ目がけて両手を伸ばします。

朝の会が始まると半分くらいのお友だちはソワソワし始めます。

こどもたちは『お当番』を「やりたい!」「今日はやらない」など、しっかり意思表示をしてくれます。

お当番には、たくさん仕事が待っています。

皆の前で、ご挨拶やスケジュールの発表、今月の歌のペープサートを配っています。

落ちないように運ぶには、どうすれば良いか?

待ってくれているお友だちの協力も必要ですね。

食後の歯磨きもブラッシングだけではく、きんちゃく袋の開閉やコップをどの向きにしたらうまく入れられるか何度も確認しながら行なっています。

終わりの会では自分の連絡帳を見つけて今日の分を閉じていきます。

なかなか難しい動作ですが1人でできる子もいれば、ところどころ職員が手伝って達成感を感じられるよう支援しています。

これに加えて各活動に参加すること、ズボンやパンツの脱ぎ履きを含んだ排泄、給食、お友だちと遊ぶこと、

などなど、キッズではたくさんのことを学んでいます。

大人がついついやってしまうことってありませんか?

待つことも時には必要です。

幼稚園に行ってみたい、小学校に入るまでにできるようになりたい

そんな目標を保護者の方と共有して些細な日々の活動を大切にしています。

持ち物や準備が多くなる時期もありますが、こんな方法なら1人でできたよ! お友だちと一緒ならできたよ!

を見つけていきますので、ご協力を宜しくお願いいたします。

次回は具体的な活動の様子をお伝えする予定ですので、お楽しみに♪

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水遊びがはじまりました

新年度から様々な感触遊びを実施してきたキッズのおともだち。

セミの声が聞こえてきたら水遊びのはじまりです。

好きな玩具を見つけて思い思いに遊びます。

今年は↑写真のような水鉄砲が大人気です。

ピストル型は指先の細かい力が必要で、まだ上手く扱えないお子さんにはこちらの形がオススメです。

狙いの的を見つけて思いっきり発射します。

また水を入れる工程は両手の協調動作(片手で抑えて反対側の手で引っ張る)にバッチリで、どうすれば水が入れられるのか、こどもたちは試行錯誤していました。

お魚釣りやキラキラストーン、スーパーボールすくいも楽しんでいます。

しっかり狙いの玩具を見続けて、それに向かってポイですくいあげる。

目と手の協調動作も遊びながら自然と体験しています。

シャボン玉も大人気で、「ふーっ!」と頑張って拭いてみたり、手を振ってシャボン玉が出てくると笑顔で追いかけています。

こどもたち自身でできたことに「できたね」「上手だね」「すごいね」「楽しいね」たくさんの声掛けをして気持ちを共感しています。

お友だち同士で玩具を組み合わせて遊びを広げる姿は、とても微笑ましいです。

まだまだ暑い日が続きます。

今月はたくさん水に触れ、気持ちよさはもちろんですが様々な目的を持った水遊びの活動をしていきますので

ご理解とご協力のほど宜しくお願い致します。

そして午後は、しっかりと水分補給と休息(体を休める時間)をとっています。

こどもたちの心と体に負担なく夏を乗り切っていこうと思います。

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かんしょくあそび~こむぎこ~

「まほうの こなで あそぶよ~」「さわったら どんな かんじかな?」

職員が聞いてみると・・・。

「さらさら」「つめたい」など、こどもたちは言葉や表情、行動で思い思いに伝えてくれます。

「まほうの みずを いれてみるね」 と声をかけ少しずつ水を加えて小麦粉の感触が変化していく様子を、

たくさん触って手や体いっぱいに感じてくれています。

粉と水の加減によって粘り具合や固まり具合が変わって1人ずつのオリジナル粘土ができあがります。

↑こちらの、お子さんは水を入れる前は手で触れていたのですが水を加えた感触に驚いて道具を介して混ぜています。

そして絵の具を入れて色の変化を楽しんでいます。

↑こちらの、お子さん・・・実は、こういうベタベタなど感触遊びがちょっぴり苦手なのですが

昨年度からキッズに通い続けていただき、「さわってみようかな」 チョンチョン

と挑戦してくれるようになりました。

ご家庭や保育園、幼稚園での経験もプラスされますが1年間のキッズでの関わりがお子さんの心を動かす1つになれたようで嬉しく思う場面でした。

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かんしょくあそび~こおり~

今回の感触遊びシリーズも、お家で簡単にできる『氷遊び』です。

準備するものは製氷ケースと、そのケースに入る大きさのお子さんの好きなフィギアやアクリルストーンなど何でもOK!

「たからさがし しよう」「きょうりゅうの かせきを みつけよう」「どうぶつさんが とじこめられたよ たすけてね」

ストーリーは何でもOK!

こどもたちは、すぐに氷を溶かそうと試行錯誤を繰り返します。

「つめたーい」と声が聞こえてきたり 手を振って冷たさを伝えてくれる子もいました。

道具を渡してみると皆それぞれに考えて氷を割ったり溶かしたりしていきました。

無事にフィギアを救出できた後は見本の写真と同じように色や魚の形を見て金魚すくいごっこの準備をして楽しみました。

お友だちと一緒に「すくえた!」「あれ とって」と楽しい気持ちを共有しています。