カテゴリー: みかん大西放課後等デイサービス

製作「こいのぼり」

今年も5月5日の子どもの日に向けて、

こいのぼりの製作に取り組みました。

その前に端午の節句に飾られる

こいのぼりの由来の話から始めました。

1つは、我が家に男子が誕生したことを天の神に告げ、

「この子を守ってやってください」と願って、目印に

したものがこいのぼりと言われていること。

2つ目は、鯉の上に泳ぐ五色のヒラヒラしたものは

「吹き流し」と言い、子を脅かす悪いものから

守ってくださいという「魔除け」の意味があること。

難しい話ですが、こいのぼりは「自分を守ってくれる魔除け」

そんな言葉をちょっと心に秘めながら、

今回は磁石を使い、”ペタッ,,とくっつく感触も楽しめる

こいのぼりを作りました。

ウロコは消しゴムのハンコで。

細かい作業も指先を使い一生懸命です。

ホワイトボードにくっつけて記念撮影?

今年はお家の冷蔵庫にくっついて泳ぎました。

みんなを守ってくれていますよ。

日本の伝統文化。その意味もちょっと考えながら

製作することも大切な事ですね。

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みかん 杭瀬 4月  後半 活動報告

③体幹トレーニング

今月も体幹トレーニングを実施しました。先月と違った動きを取り入れています。
みんなで和になって一つの動きを作り上げました。
手を繋いで足を上げると、大きなお花の出来上がりです。

一人ひとりに合わせた動きにも注意を払っています。

子どもたちを見ていて、「先月できなかったのに今月は何とかできている!」
という発見もありました。
体幹トレーニングは何歳になても必要なので今後も続けていきます。

鯉のぼり制作

5月5日の子どもの日に向けて、鯉のぼりを制作しました。
子どもたちは工作が大好きです。
鯉のぼりは鯉のぼりなのですが、みんな少しずつ微妙に違って、
子どもたちそれぞれの個性が出ています。

子どもたちの表情を見ていただけないのが残念です!

⑤ おうち制作

段ボール箱を近所のスーパーから頂いて、子どもたちが実際に入れるお家を制作しました。

写真でご覧いただけるように、『ここにドアをつけよう』 『テーブルはここに作ろう』と子どもたちは一生懸命想像しながらこれらのお家を作ってくれました。

これだけの大きな段ボールなので、みんなで協力しながら、『ここ持ってて』『ガムテープ貸して』など声を掛け合いながら作業しました。出来上がった後、3日間ほどは潰さずにみんなで楽しみました。

大人から見たら単なる段ボールの家ですが、子どもたちにとっては特別な意味があります。一つの同じ部屋にいても空間を区切っていることで “秘密基地“ “安全地帯” の役割があります。私たちはこういう子どもの思い、冒険心を大切にしています。

その他の活動の様子もご覧ください。

4月は春休みもあり、たくさんの課題をしました。私たち職員は子どもたちの笑顔や悔しそうな顔、達成感に満ちた顔を見ることができました。このような子どもたちの反応、順応ぶりが私たちのやる気を掻き立ててくれました。
今後も工夫して、試行錯誤して、子どもたちにとって最高の経験をプレゼントできるよう走り続けます。保護者の皆様のご協力に心より感謝しています。

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☆野菜作り☆

野菜の苗の植え付けをしました。

今回は駐車場に置いているプランターと

みかん農園の2カ所で行いました。

プランターでは、スコップで穴を掘り

ポットの苗を穴の中へ。

「あれあれ、ポットのまま・・・ではないよね」

土をかぶせて水をやり、完成。

畑では耕すことから始めました。

「クワ」はどのように持つといいのかな。

持つ手を確認しながら体で覚えていきます。

スコップで穴を掘り、ここでもポットの苗を穴の中へ。

今まで何度か体験をしてきたこの作業。

プランターへの水やりは当番制にして行います。

また、物の形を認識し表現することが難しい子ども達の為に

観察日誌をつけることにしました。

物をみて描く力、どのように成長するのか考える力を

養い、楽しみながら収穫の時を待ちたいと思います。

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春の園芸クラブ

界隈が花の色に染まりだして春が訪れました。花の季節となると園芸クラブを活動が活発になります。

ということで今回は園芸クラブの活動状況についてご報告です!

綿で桃の木に花を咲かせました

みかん武庫之荘さんから頂いた枝付きの綿の実を桃色に染めて桃の花に見立てて壁面装飾の桃の木を作成しました。

綿の実から種を取る作業から始めます。

種を取って絵具で桃色に染めて丸めた綿の実を壁面に張り付けた桃の木にみんなで貼り付けて行って、、

とてもかわいい桃の木が完成!

桃の節句のお雛祭りを彩る壁面装飾が完成しました。

押し花

近隣の空き地や河川敷に野の花が咲きだしました。河川の土手では土筆も生えていて空き地には野生化したムスカリもちらほら。

これらを公園あそびやお出かけの際に採取して押し花を作ることにしました。

スマートフォンの植物認識アプリを使って採取してきた草花の名前を調べて、台紙に植物名を記入して本に挟んでからしばらくの日数を経て完成です。

小さな額縁にも入れたりしてかわいらしい押し花が完成しました!

生け花

お付き合いのある就労支援事業所さんから購入した花束を野原や河川敷から採取してきた菜の花など春の草花とアレンジして生け花も行いました。

収穫体験

ジャガイモの植え付けに続いては玉ねぎの収穫もさせていただきました。

寒い冬が明けて暖かな日があたる中をカラフルに彩る草花たちがみかんの屋内にも温かさと春のにおいをあたえてくれました。

空き地で採取してきた草花で「お母さんに花束のプレゼントを贈る!」といってかわいい花束を作った優しいお友だちもいました!!

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みかん杭瀬店 4月 活動報告

みなさま、こんにちは。新学年を迎え、子ども達も新しい環境に慣れてきた頃かと思います。杭瀬の子ども達は小学一年生から二年生に進級しました。今までは自分たちが一番下で上級生にお世話していただく立場だったのが、新一年生が入学してくることによって今度は自分達がお世話してあげる番になり、ちょっぴりお姉さん、お兄さんになったようですね。

① 音楽療法

月に1回ある音楽療法を子ども達は楽しみにしています。毎回、新しくなっていて、音楽に合わせて体を動かしたり、クイズがあります。何よりも楽しみにしているのが、触れることができる教材があることです。珍しい楽器や、手作りのボールや絵本と連動した遊びがあり、毎回違うのです!!

『今日は何だろう?』という感じでみんなワクワクしています。

見ているだけでなく、実際に触って自分で演奏できるのが音楽療法の醍醐味です。 その音を出すときに周りと合わせながら演奏することで綺麗なハーモニーが出来上がります。子ども達は初めてマンドリンを触って興味津々です。この音楽療法で初めてを経験することがたくさんあります。

クラス全員でする活動と一人ひとりがする活動が上手くバランス良く組み込まれていて、楽しすぎていつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。

終わったばっかりですが、みんな次の音楽療法を楽しみにしています。

② 文章聞き取り訓練 & 指先の巧緻性

みかんではいつも終わりの会の前に絵本の時間があります。(よほど時間がない場合は除きます)
子ども達が飽きないように、職員が図書館へ借りに行って毎回違う絵本を読んでいます。

今回の課題は絵本の読み聞かせをしたのですが、いつもとは違い読み終わったあとに本の内容に関する質問をしました。

真剣に聞き入る子ども達。職員の読み聞かせにも工夫が凝らされています。大袈裟な表現は避け、子ども達が集中しやすいような速さで一人一人とアイコンタクトを取りながら読み進めます。

内容理解の質問に答えるのはそう簡単ではありません。 まず、話の大まかなストーリーが分かっていないと答えにくいです。積極的に手を上げて発表してくれたり、分かっているけど手を挙げるのが恥ずかしくてじっと見ている子ども達もいました。 私たち職員がこの質問は難しいかな?と思っていた問題もしっかり答えることができる子ども達もいました。内容理解の質問は答えることができるのが重要なのではなく、子ども達が『何だったっけ?』と聞いた話を振り返り思い出そうと考えることがこの課題の本質です。そうすることで記憶力や記憶の定着が促進されるからです。

もう一方のグループは巧緻性を高める訓練です。巧緻性(こうちせい)とは指先の器用さを意味します。巧緻性と学力には密接な関係があるといわれていますが、私たちが巧緻性に重きを置くのには別の理由があります。巧緻性が高いと生活しやすくなると言われているからです。手指の巧緻性を研究する川端博子教授(埼玉大学)らが2007年、小学6年生518名を対象に実施した調査によると、巧緻性を測定する「糸むすびテスト」で成績が上位だったグループは、そうでないグループと比べてさまざまな学習活動を楽しんでいた そうです。

学校で同じことをするとしても、楽しんでするのと 苦手意識を持ちながらするのでは雲泥の差が出てきます。子ども達が生活しやすくなるようなお手伝いができることを願ってこの課題を作りました。

かわいいライオンさんに洗濯バサミの立髪をつけていきます。大人にとっては簡単なことですが、この年の子ども達にとっては 力を入れ目標の場所まで持続させ離す という一連の動作は意外に大変なのです。 かわいい動物に興味をそそられ集中して取り組んでくれました。

こちらは 赤、青、黄、緑色の枠に同じ色のゴムをかける訓練をしてもらいました。今度は色の認識の要素も入ってきて少しグレードアップしています。最初は上手くできなくて不機嫌になっても、回を重ねるたびに上手くできるようになり、全部できると誇らしげな笑顔を浮かべていました。


今後も 指先の巧緻性に関しては 継続的に進めていく予定です。