カテゴリー: みかん杭瀬放課後等デイサービス

笑顔が広がった夏祭りの日 〜体を動かし、関わりを楽しんだ一日〜

今回は、事業所内で行った「夏祭り」の時間を取り上げます。
会場には射的や輪投げ、スーパーボールすくいなどのコーナーが並び、子どもたちはトークンやスタンプラリーを手に、思い思いの順番で回っていきました。

活動中、共通して見られたのは「自分で選ぶ」「何度も挑戦する」姿です。狙いを定めて慎重に構えたり、うまくいかなくても笑顔で次に向かったりと、それぞれのペースでお祭りの空気を楽しんでいました。景品やお菓子を前に、数を数えながら真剣に考える表情も印象的でした。

職員は、必要以上に手を出さず、困ったときにそっと声をかける関わりを意識しました。安心できる距離感があったからこそ、挑戦を続ける姿につながっていたように感じます。

途中、「楽しさは結果ではなく、過程そのものにあるのかもしれない」と、見方が少し変わる場面がありました。的に当たった瞬間だけでなく、構える時間ややり直す動きにも、確かな充実感が表れていたからです。

今回の夏祭りでは、射的や輪投げに挑戦し、トークンを選び、仲間と同じ空間を共有する中で、子どもたち一人ひとりの選択や工夫が自然に表れていました。その積み重ねが、この時間ならではの豊かさをつくっていたように思います。

パクッ