こんにちは! 日中暖かくなり、桜のつぼみも大きくなってきましたね。
3月24日に避難訓練 3月25日に阿倍野防災センターに行ってきました。
今回避難訓練は地震が起きた時を想定し、速やかに行動できるようにシミュレーションしました。
「地震が起きました!」 の声かけで開始、まず上からの落下物から頭を守る為にヘルメットをかぶります。
初めてかぶる子ども達はアゴの下でひもを留める時に「長さが足りない!」 「留まらないよー」 と少し苦戦
職員と一緒にひもの調節の仕方、まっすぐかぶる練習をし、全員かぶる事ができました。
次は避難場所への移動です。
どこに避難するかをしっかり確認してから、混乱しないように絵図と声かけで促し誘導します。

避難場所は近くの生津公園、自転車や車にも気をつけ、指示に従い職員と職員の間に1列に並び進みます。
「広がらないようにまっすぐ歩こうね」 と声かけすると 「は~い」 と元気よく返事をし、整列して歩く事ができました。
無事に公園に着き 「みかんで地震や災害があった時はこの公園に避難します、わかりましたか?」 と問いかけると
「わかりました」 と手を挙げ答えてくれました。
阿倍野防災センターでは災害時に火事を防ぐ為にどうすればいいのか、又火事が起きた時は
どのように行動すればいいのかを体験してきました。
地震が起きたと想定して始まり、日常住んでいる状態を再現した部屋で火事を防ぐ為に元栓、スイッチ、ブレーカー
を何故切るのかを教えてもらい、実践していきます。
「どう切るの?」 「ここであってる?」 と確認しながら皆きちんと切る事ができました。
次は火事で発生した煙の中での進み方です。
体験コーナーに入る前に姿勢を低くし、ハンカチや布で口を押さえて壁沿いに進む練習をして、いざ実践!
体験コーナーは薄暗い通路になっていて煙にみたてたスモークが充満している中、先程教えてもらった通りに進みます。
「暗いの怖い!」 「煙たいよー」 と子ども達はビクビク・・・職員と手をつなぎながら進み、なんとか抜ける事ができました。
次は消火器の使い方を学びます。
①黄色のピンを抜く ②ホースの先をもって火に向ける ③レバーを握る
この3つの手順で使います、体験コーナーでは液晶画面に炎が映っていて消炎剤のかわりに水が出るようになっている
消火器のダミーを使って消化します。
画面の炎に水をうまく当てられると消化成功! 皆手順通りに扱う事が出来て大喜び♪
最後は公衆電話からの救急通報を教えてもらいます。
①受話器を取る ②赤いボタン(緊急通報ボタン)を押す ③今起きている状況を伝える
この順番で行います、電話の横に液晶画面があり、どのように進めるか表示されていて指示通りに喋ります。
「火事です」 「住所は○○の・・・」 とハッキリ大きな声で伝える事が出来、全員正しく通報できました^^

体験が終わり、評価が書いてある修了証をもらって終了、子ども達に感想を聞くと
「楽しかった!」 「電話が難しかった」 等と話してくれました。
楽しみながらも訓練になる、いい体験が出来てとても嬉しく思います。
いざという時にパニックにならず、行動できるように定期的に避難訓練・防災体験を行っていきます。