こんにちは。園田第二です。
先日実施した避難訓練の様子をご紹介させていただきます。
これまで月に1回は実施してきたので少しずつ理解が深まってきた事もあり、
子供達には予め「今日は避難訓練をします」とは伝えずに活動途中で地震が来た事を想定し不意打ちに緊急地震速報音を鳴らします。
この日はレクリエーションでフリスビー的当てを順番に行って盛り上がっておりました。そんな中の突然の警報音。
一瞬みんなの動きが止まり、子供達は活動を中断。自分から頭を覆うことが出来る子も増えてきました。
まずは伏せて頭を覆った後、窓ガラスが割れたり物が落下してくる危険性から部屋の中央に集まる事も何度も実践してきました。
揺れがおさまったところで外へ避難を開始。時間を計測します。
部屋に誰も残っていない事、全員外へ出たら人数点呼、非常バック等を持つ事、職員側も臨機応変に自然と分担ができてきました。避難場所の園和小学校へ歩いて移動します。
横断歩道では手を挙げる事を自分からできる子もいます。
園和小学校へ到着しました。みかんからは距離が近いこともあり子供達はコースを覚えているのでスムーズです。
計測した所要時間を子供達に伝え、避難場所を再確認したらみかんに戻ります。
戻って来てからは避難訓練の振り返りと大事な事、注意点を復習します。
そして災害クイズをします。
分かりやすい簡単な問題を2択式で一人ずつ回答してもらいます。
同じことを何度も実施していくことで知識を定着していきます。自信がある!と意気込む子や間違えた時に悔しい思いをする子も様々です。それだけ真剣に向き合ってくれているのですね。
この度の能登地震に際し、心よりお見舞い申し上げます。
私たちの身にもいつ何が起こってくるのか分かりません。普段から備えをし知識を刷り込んで聞く事、実践していく事の重要性を感じています。定期避難訓練を通して、大切な子供達をお預かりしているということを私たち職員が日々意識し、また子供達が大人になるまでに少しでも自分の力で行動できるようにと願います。
今後もゆっくりじっくりと「継続は力なり」を信じてみんなで頑張っていけたらと思います。